月の照らす夜が明け、いつの間にか雲の立ち込めた空になっていた。そしてぽつりぽつりと雨音が聞こえてきた。
今日は妙高山を越えて行かねばならない。天気の崩れる前に越えないと、不安が過る。
今朝の高谷池。
雨でしっとりと濡れた草花たちが艶やかに見える。

天狗の庭から火打山を見る。
山頂付近はガスの中。このまま登ろうかと一瞬迷ったが、火打山へは次の機会にしようと思う。

ワタスゲの群落の向こうにはまだ雪が残っている。
雨の天狗の庭も捨てがたいが、晴れの天狗の庭も見てみたいものだ。

昨日歩いた登山道を引き返す。
回りの草が濡れそぼっているので、レインウェアを着ていて正解だった。

キヌガサソウ。
こちらが今回見かけた中で一番きれいに咲いていた花。

笹生い茂る登山道。
足元の山野草に目が行く。ヤマブキショウマが揺れている。

頭を上げると、外輪山の向こうに妙高山の頭が覗いている。
ガスはまだ掛かっていない。

黒沢池ヒュッテを過ぎ、大倉乗越へ登って行く。
足元にはマイヅルソウの絨毯。

ここの森のダケカンバは見事なほど大木ばかり。
豊かな森の証拠なのか、と思う。

大倉乗越に到着。
大きくそびえる妙高山は山頂まで見える。

長助池が小さく見える。
昨日訪れたことが遠い過去に思える。

樹林の中の急坂を降ると、草原をトラバースしていく。

ミヤマシャジンが咲き誇っている。

こちらはヤマブキショウマ。
今が正に花盛りの時期。

ここまではゆったりとした登山道。
この後は妙高山を越えて行かねばならない。天気の移り変わりも気になる。
さあ、気を引き締めないと。
(続く)
今日は妙高山を越えて行かねばならない。天気の崩れる前に越えないと、不安が過る。
今朝の高谷池。
雨でしっとりと濡れた草花たちが艶やかに見える。

天狗の庭から火打山を見る。
山頂付近はガスの中。このまま登ろうかと一瞬迷ったが、火打山へは次の機会にしようと思う。

ワタスゲの群落の向こうにはまだ雪が残っている。
雨の天狗の庭も捨てがたいが、晴れの天狗の庭も見てみたいものだ。

昨日歩いた登山道を引き返す。
回りの草が濡れそぼっているので、レインウェアを着ていて正解だった。

キヌガサソウ。
こちらが今回見かけた中で一番きれいに咲いていた花。

笹生い茂る登山道。
足元の山野草に目が行く。ヤマブキショウマが揺れている。

頭を上げると、外輪山の向こうに妙高山の頭が覗いている。
ガスはまだ掛かっていない。

黒沢池ヒュッテを過ぎ、大倉乗越へ登って行く。
足元にはマイヅルソウの絨毯。

ここの森のダケカンバは見事なほど大木ばかり。
豊かな森の証拠なのか、と思う。

大倉乗越に到着。
大きくそびえる妙高山は山頂まで見える。

長助池が小さく見える。
昨日訪れたことが遠い過去に思える。

樹林の中の急坂を降ると、草原をトラバースしていく。

ミヤマシャジンが咲き誇っている。

こちらはヤマブキショウマ。
今が正に花盛りの時期。

ここまではゆったりとした登山道。
この後は妙高山を越えて行かねばならない。天気の移り変わりも気になる。
さあ、気を引き締めないと。
(続く)