さあ今日はいよいよ北奥千丈岳から黒金山、そして西沢渓谷へと向かう。
下山の気安さと破線ルートを歩く緊張感とが入り交じる。
夜明けとともに歩き始めると木々には薄っすらと霧氷がついている。
前国師から国師ヶ岳を見る。ガスに包まれ東側は見えない。
朝日は望めないかなと諦めていたところ、北奥千丈岳に着く頃急に赤く染まってきた。
西側の金峰山方面は朝日に照らされている。
山頂付近の木々についた霧氷が朝日に染まる。
奥千丈岳へ向かう登山道の入口が分からない。あちこち探した結果、やっと南側のシャクナゲの間にかすかな道があるのに気付く。
おそらく奥千丈岳に向かう登山者は稀なのだろう、登山道は踏み跡のレベル。マーキングが頼り。
少しずつ森が明るくなり、南に向かって下って行く。
三角点があったので見てみれば奥千丈岳の標柱だった。
か細い灌木の中を歩く。頼りなげな道が続く。
昨日も風倒木が多く難儀したが、今日の道は凄まじく荒れている。
迂回は当たり前、時には乗り越え、時には跨ぎ、そしてすり抜ける様にくぐるなど、アクロバティックに切り抜ける。
標高が低くなってきたせいか植生が変わってきた。若い灌木の森となる。
所々切り開けた場所に出る。
朝早いせいか、まだ霜で白いまま。
白檜平の林道に出て一安心。
次はゴトメキに向かう。
破線ルートの割に道は分かりやすい。
この辺りは標高が低いせいか、11月なのに苔の瑞々しさが際立つ。
苔むす道はなだらかな登り。
道を覆う木々の葉をかき分けながら進む。
山頂に近づくにつれて獣道の様子を呈してきた。
「ゴトメキ」に到着。ここを訪ねる登山者はどれくらいいることやら。
(続く)
下山の気安さと破線ルートを歩く緊張感とが入り交じる。
夜明けとともに歩き始めると木々には薄っすらと霧氷がついている。
前国師から国師ヶ岳を見る。ガスに包まれ東側は見えない。
朝日は望めないかなと諦めていたところ、北奥千丈岳に着く頃急に赤く染まってきた。
西側の金峰山方面は朝日に照らされている。
山頂付近の木々についた霧氷が朝日に染まる。
奥千丈岳へ向かう登山道の入口が分からない。あちこち探した結果、やっと南側のシャクナゲの間にかすかな道があるのに気付く。
おそらく奥千丈岳に向かう登山者は稀なのだろう、登山道は踏み跡のレベル。マーキングが頼り。
少しずつ森が明るくなり、南に向かって下って行く。
三角点があったので見てみれば奥千丈岳の標柱だった。
か細い灌木の中を歩く。頼りなげな道が続く。
昨日も風倒木が多く難儀したが、今日の道は凄まじく荒れている。
迂回は当たり前、時には乗り越え、時には跨ぎ、そしてすり抜ける様にくぐるなど、アクロバティックに切り抜ける。
標高が低くなってきたせいか植生が変わってきた。若い灌木の森となる。
所々切り開けた場所に出る。
朝早いせいか、まだ霜で白いまま。
白檜平の林道に出て一安心。
次はゴトメキに向かう。
破線ルートの割に道は分かりやすい。
この辺りは標高が低いせいか、11月なのに苔の瑞々しさが際立つ。
苔むす道はなだらかな登り。
道を覆う木々の葉をかき分けながら進む。
山頂に近づくにつれて獣道の様子を呈してきた。
「ゴトメキ」に到着。ここを訪ねる登山者はどれくらいいることやら。
(続く)