ゴトメキから東の方向に下る。まだこの辺は道が分かりやすい。
段々と道が不明瞭になり、疎らなマーキングを見落とさないように慎重に歩く。
立ち枯れ目立つこの斜面、倒木は当たり前の状態。
やがて笹が茂る、幅の広い尾根道へと移る。
澄み渡る青空を背景にしたゴトメキの山容を見返す。随分降りて来たと感じる。
登山道は無きに等しいが、尾根が然程広くないので迷わない。
木々の向こうに見えるのは黒金山だろうか。登り返しがかなりありそうだ。
北斜面側に廻る登山道は森の中。
また笹の原になる。獣道が入り乱れている中、とにもかくにも正面に向かって進む。
「大ダオ」に到着。
北側に見えるのは北奥千丈岳か。
随分と下って来たものだ。
笹の原は気持ちの良い場所。
だが、先はまだこれから。再び気持ちを引き締めて出発。
薄暗い森の中に突入。ヒンヤリとした空気を感じる。
敷き詰められた苔の絨毯。笹の原と違って道迷いの心配は無い。
だが、森の中の登りは先が見えず不安が募る。
そして遂に黒金山山頂へ辿り着いた。今回の旅の終着点。
北側に開け、そこから甲武信ヶ岳方面を見る。あいにく雲に覆われ山容が分からない。
北奥千丈岳方面。感慨深く見入ってしまう。
そして歩いて来た稜線を辿っていく。ここを歩いて来た事が信じられない。
この後西沢渓谷、三富へと下って行った。
振り返って、予想以上に大変なコースだったが、今は歩き通した事に誇りを感じている。
恐らく同じコースを歩く事はもう無いと思うが、黒金山からの景色はまた見てみたいので、いつの日か快晴の日に黒金山へ再訪してみようと思っている。
(2018年11月3日)
(終わり)
段々と道が不明瞭になり、疎らなマーキングを見落とさないように慎重に歩く。
立ち枯れ目立つこの斜面、倒木は当たり前の状態。
やがて笹が茂る、幅の広い尾根道へと移る。
澄み渡る青空を背景にしたゴトメキの山容を見返す。随分降りて来たと感じる。
登山道は無きに等しいが、尾根が然程広くないので迷わない。
木々の向こうに見えるのは黒金山だろうか。登り返しがかなりありそうだ。
北斜面側に廻る登山道は森の中。
また笹の原になる。獣道が入り乱れている中、とにもかくにも正面に向かって進む。
「大ダオ」に到着。
北側に見えるのは北奥千丈岳か。
随分と下って来たものだ。
笹の原は気持ちの良い場所。
だが、先はまだこれから。再び気持ちを引き締めて出発。
薄暗い森の中に突入。ヒンヤリとした空気を感じる。
敷き詰められた苔の絨毯。笹の原と違って道迷いの心配は無い。
だが、森の中の登りは先が見えず不安が募る。
そして遂に黒金山山頂へ辿り着いた。今回の旅の終着点。
北側に開け、そこから甲武信ヶ岳方面を見る。あいにく雲に覆われ山容が分からない。
北奥千丈岳方面。感慨深く見入ってしまう。
そして歩いて来た稜線を辿っていく。ここを歩いて来た事が信じられない。
この後西沢渓谷、三富へと下って行った。
振り返って、予想以上に大変なコースだったが、今は歩き通した事に誇りを感じている。
恐らく同じコースを歩く事はもう無いと思うが、黒金山からの景色はまた見てみたいので、いつの日か快晴の日に黒金山へ再訪してみようと思っている。
(2018年11月3日)
(終わり)