山梨県の低山で気軽に行け、かつ山頂からの展望が良い山はないか、と思って目に止まったのが、小楢山。
薄暗いヒノキの中を抜ける登り坂もそろそろ終わり。
父恋し道を上がれば、葉を落とした広葉樹の森となる。風のない陽だまりは11月という季節を感じさせない。
サラサラと水の音が聞こえ、小さな滝が現れる。この時期でも枯れないのは保水力のある豊かな森の証。
予想外の登り続きで次第に暑くなり、上着を脱ぐ。
次々と現れる小さな石仏、それぞれに名前のある巨石は信仰の山だった名残り。
段々と傾斜が緩やかになり、木々も疎らになって来る。この巨岩を左側から回り込む。
ここでようやく狭い稜線に出る。
今度はこの巨岩を右側から登る。
大沢の頭に出る。
事前にいろいろと調べると当日面白くないので、地図のみの情報だけにする。こういう山登りは新鮮味があってワクワクする。
しばらく林道を行けば、露わになった山肌の先に朝日を浴びた山が見える。もしや小楢山か、とテンションが上がる。
薄暗いヒノキの中を抜ける登り坂もそろそろ終わり。
父恋し道を上がれば、葉を落とした広葉樹の森となる。風のない陽だまりは11月という季節を感じさせない。
サラサラと水の音が聞こえ、小さな滝が現れる。この時期でも枯れないのは保水力のある豊かな森の証。
予想外の登り続きで次第に暑くなり、上着を脱ぐ。
次々と現れる小さな石仏、それぞれに名前のある巨石は信仰の山だった名残り。
段々と傾斜が緩やかになり、木々も疎らになって来る。この巨岩を左側から回り込む。
ここでようやく狭い稜線に出る。
今度はこの巨岩を右側から登る。
大沢の頭に出る。
上空の青空は見えるが、周りは木立が展望の邪魔をする。
小楢山に向かって北上する。狭い稜線の先にまたもや巨岩が立ち塞がる。
直登は出来ず、登山道は寒々しい左斜面をトラバースしている。
陽当りの良い緩やかな稜線に出ると、木立越しに小楢山の山容が見える。
小楢山峠付近。
小楢山に向かって北上する。狭い稜線の先にまたもや巨岩が立ち塞がる。
直登は出来ず、登山道は寒々しい左斜面をトラバースしている。
陽当りの良い緩やかな稜線に出ると、木立越しに小楢山の山容が見える。
小楢山峠付近。
今日は吹き抜ける風もなく、静寂の晩秋のひとコマといったところ。
直接頂上に向かわず、一杯水から回り込む。枯れ葉積もる道はフカフカでさながら散策路の様。
頂上から先程の大沢の頭方面を望む。彼方には南アルプスの山々が並ぶ。
後ろを振り返れば国師ヶ岳方面。
直接頂上に向かわず、一杯水から回り込む。枯れ葉積もる道はフカフカでさながら散策路の様。
頂上から先程の大沢の頭方面を望む。彼方には南アルプスの山々が並ぶ。
後ろを振り返れば国師ヶ岳方面。
そして富士山方面。薄っすらとした靄が笛吹市の街に掛かる。この時期らしい朝の光景。
4時間弱ながら、登り応えがあり、山頂からの景色も楽しめ、予想以上に充実した山歩きができ、また一つお気に入りの山が増えた。
4時間弱ながら、登り応えがあり、山頂からの景色も楽しめ、予想以上に充実した山歩きができ、また一つお気に入りの山が増えた。
次は新緑の頃、野鳥のさえずりを聞きながら歩きたいな、と思いを馳せながら母恋し道を下って行った。
(2021年11月19日)
(終わり)