今年の山旅はブナの生い茂る山が中心だった。しかしながら、山梨の山がそろそろ恋しくなってきた。
テントを担いで歩いて行きたい山域がある。
それは雁坂峠から大弛峠へ、そして奥千丈岳、黒金山へと周るコース。
特に後半はマイナーなコースだが、じっくりと歩いていけそうだと楽しみにしている。
すっかり秋も終わりに差し掛かったこの時期、スッキリと晴れ渡った青空の下での山旅となりそうだ。
雁坂峠へは五月以来のご無沙汰。
新緑の眩しい頃とは装いをガラリと変え、華やぎの色彩を纏っていた。
一本の木ですらこの豪華絢爛さ。
林道終点付近から見上げる。
あれはどの山だろうか。
登山道入口。初夏とは全く違う装いのため、初めての場所に来たかの様な気になる。
澄み切った秋の陽射しを受けて黄金色に輝いている。
余りにも綺麗なため、しばらく釘付けとなる。
登山道に差し込む陽射しが森を一層魅惑的にする。
落葉敷き詰められた沢を渡る。
こちらも初夏とは全く違う装いに驚く。
こちらの沢を渡って対岸へ移る。
先程まで見られた紅葉がこちらでは疎らとなる。季節が一歩進んだかの様。
葉を落とした冬木立の様。午後の日射しに影が伸びる。
やがて笹が下草となる森は針葉樹が目立ってくる。
井戸沢を渡るとジグザグの坂は傾斜を増す。段々とキツく感じられる。
水晶山へ続く稜線が視線の高さになってくる。今日は空気が澄んでいるのでスッキリと見える。
頑張ったおかげで雁坂峠へ到着。
雁坂嶺方面。秋の空はコバルトブルーに澄み渡る。
水晶山方面。
富士山も右側に見えるが、空に溶け込んでしまっている。
枝越しに秩父の山が見える。
小屋へ向かう道は日陰のせいで急に肌寒く感じられる。苔の森を下って行く。
雁坂小屋に到着。今晩はテント泊だが、あいにく小屋番は不在だった。
明日からの縦走に備えてゆっくりと身体を休めよう。
(2018年11月1日)
(続く)
テントを担いで歩いて行きたい山域がある。
それは雁坂峠から大弛峠へ、そして奥千丈岳、黒金山へと周るコース。
特に後半はマイナーなコースだが、じっくりと歩いていけそうだと楽しみにしている。
すっかり秋も終わりに差し掛かったこの時期、スッキリと晴れ渡った青空の下での山旅となりそうだ。
雁坂峠へは五月以来のご無沙汰。
新緑の眩しい頃とは装いをガラリと変え、華やぎの色彩を纏っていた。
一本の木ですらこの豪華絢爛さ。
林道終点付近から見上げる。
あれはどの山だろうか。
登山道入口。初夏とは全く違う装いのため、初めての場所に来たかの様な気になる。
澄み切った秋の陽射しを受けて黄金色に輝いている。
余りにも綺麗なため、しばらく釘付けとなる。
登山道に差し込む陽射しが森を一層魅惑的にする。
落葉敷き詰められた沢を渡る。
こちらも初夏とは全く違う装いに驚く。
こちらの沢を渡って対岸へ移る。
先程まで見られた紅葉がこちらでは疎らとなる。季節が一歩進んだかの様。
葉を落とした冬木立の様。午後の日射しに影が伸びる。
やがて笹が下草となる森は針葉樹が目立ってくる。
井戸沢を渡るとジグザグの坂は傾斜を増す。段々とキツく感じられる。
水晶山へ続く稜線が視線の高さになってくる。今日は空気が澄んでいるのでスッキリと見える。
頑張ったおかげで雁坂峠へ到着。
雁坂嶺方面。秋の空はコバルトブルーに澄み渡る。
水晶山方面。
富士山も右側に見えるが、空に溶け込んでしまっている。
枝越しに秩父の山が見える。
小屋へ向かう道は日陰のせいで急に肌寒く感じられる。苔の森を下って行く。
雁坂小屋に到着。今晩はテント泊だが、あいにく小屋番は不在だった。
明日からの縦走に備えてゆっくりと身体を休めよう。
(2018年11月1日)
(続く)