2ヶ所の和室と居間の部分は手をつけないことにして、
それ以外のところは全て撤去しました。
汚水はトイレ用の排水、雑排水は洗面所や台所用の排水で、
間取りが変わっても、この原則は崩せません。
そして、この様になりました。
居間、食堂、書斎とオープンにつながり、
風も光も通り、外に開かれて眺めがとてもよくなりました。
小さい子供さんがここを走りまわっています。
マンションですから、床の防音対策はキチンとやる必要があります。
このマンションは自動火災報知の設備は付いていますが、
スプリンクラーの設置がないかわりに、一世帯100㎡を超えないように計画されているので、
120㎡の住戸はどこかで、防火壁と防火戸で区切らねばなりません。
玄関入って、居間に入るところに、ガラス入り木製建具の引戸がありますが、
火災感知連動閉鎖式の常時開放防火戸が普段は壁に納まって設置してあります。