無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

夏バテと失敗の関係

2007年08月29日 16時40分00秒 | Weblog
ここのところ、何か、チョッとした失敗をよくして、またそれがひどく気になります。猛暑が続いたので、夏バテ気味なのかもしれません。
失敗は、誰でもいい気持ちではありません。パソコンも、慣れないときは、エラーになるとパニッ喰っていました。
生命活動は、エラーをしないことを最優先します。
たとえば怪我をした場合、傷口を治す時は細胞を増殖させなくてはなりません。そして、傷口が塞がったところで、今度は細胞増殖を止めなくてはなりません。
普段わたしたちは、傷が治っても当然のように思っています。ですが、もし遺伝子がエラーをすると、傷口が塞がっても細胞の増殖が止まらなくなることがあります。それが、腫瘍です。もし、その増殖が、永遠に止まらなくなるとどうなるかといえば、悪性の腫瘍(ガン)になって命そのものを失くしてしまうのです。
ですから生命は、エラーをしない前提のもとで生きているわけで、失敗が気になるのは、生命の根源からくる心情なのかもしれません。
ところで、同じ失敗でも、ひどく気になるときと、そうでもない時があります。体の状態で、精神はかなり左右されます。精神状態は、五臓六腑が充実すると、それほど不安定にはならないものです。