今年もあと僅かになりました。
毎年今頃になると、1年があきれるくらい早く経ってしまったことに驚かされてしまいます。
「ジャネーの法則」というものがあるそうです。
たとえば、同じ一年でも、10歳の子供の1年は10分の1。一方、60歳では60分の1になり、1年に対しての年齢比が小さくなるほど1年が遅く、歳を重ねて年齢比が大きくなるほど1年が早く感じるようになります。
また、待ち合わせの時間は10分でも長く感じますが、デートの2時間や3時間はあっという間に過ぎてしまいます。
退屈な仕事をしている時間は遅く感じますが、楽しい旅行などをしている時間はあっという間に過ぎてしまいます。
ところが、年々過ぎていく10年という記憶でみてみると、退屈な仕事ばかりした1年は記憶として残らず短く感じますが、楽しい旅行などをした1年は記憶として残って時間を長く感じます。
代謝説というものもあるそうです。
身体的代謝が活発なほど時間は遅く、代謝が低下するほど時間は早く感じます。
つまり、身体的代謝が活発な子供は遅く、歳を重ねて身体的代謝が低下するほど時間は早く感じるわけです。
この説に従うと、加齢とともに病気や体の故障が加わり身体的代謝がさらに低下すると、時間のスピード感覚はさらに加速するわけです。
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