okonomi巻

ゆるゆる更新中。

鑑真和上展

2009-05-27 | ブツゾウ


ちょっと前に takaさんとブツゾウ話で
鑑真和上に会いたい~と盛り上がって 叫んでたら
その時 ご一緒していた 巻き嬢がわざわざをチケットを用意してくれてました。
うわ~ありがとう♪ 行く気満々です!

ということで、奈良へ
奈良国立博物館へ向かう途中、せんと君のポスターに癒され

鹿にも癒されつつ
糞が落ちてたりする公園を歩きながら 奈良国立博物館へ

現在、唐招提寺金堂は 老朽化により
建物を完全に解体して組み直すという平成の大修理中を記念し
奈良博で鑑真和上展が開催されてました。(5/24で終了)

まず、入ってすぐに力強い感じの
四天王立像 ( してんのうりゅうぞう )がお迎えしてくれました。

そして、鑑真の歴史(コーナー?)へ
鑑真は12年間、6度の(失明するほど)苦難の渡航を
乗り越えて唐より来日し、仏教のために尽くした方です。
歴史では勉強したはずなんだけど 
恥ずかしいことに…
すっかり 鑑真は日本人で中国へ渡航したんだと
全く正反対のことを思ってたくらい ド忘れしていました。
なので、じっくりと復習。

中盤あたりに 「国宝 鑑真和上坐像」が!!
もっと終盤あたりの展示かと思っていたので驚いたけど
目の前にすると ちょっと感動でウルウルして鳥肌。
この展覧会のサブタイトルが
「不思議だ。ただ見ているだけで、心が満たされてくる。」
とパンフレットに書いてあるんだけどまさに、その通り。

あたたかいお顔を見てるだけで とても心が落ち着きます。
せっかくなので、後ろ姿、横からそして正面といろんな角度で拝見。
普段 お寺では、様々な角度で見れないそうなので
目に焼き付けてきました。

その後も素晴らしい仏像が沢山あって 口を開けながら見てたのですが
如来形立像に心奪われました。
頭部がなくても衣服も含めて全体の姿がとても滑らかで表情がありました。
「唐招提寺のトルソー(胴体だけの彫刻)」として、
多くの芸術家・愛好家を魅了してるらしいです。

せんと君、鹿さん、鑑真。一日で何度も 癒されまくってます。

帰りに興福寺の脇を通ると
まだ、アウェイ中の阿修羅さんの看板が!!!
東京で頑張ってて 今、大盛況とのこと。
本気でこないだ東京に行ったときに 阿修羅を見に上野へと思ったけど
時間の都合上 断念無念。
帰ってきたら、会いにいきますね
と、看板に約束して帰りました。

※今月の「サライ」も仏像の特集が…買ってしまいました。
  なかなか、細かい説明があって 面白かったです。
  興味ある方、是非。