寿迎夢・寿迎夢

海砂利水魚水行末雲来末風来末

宮崎→ボンバルディア→伊丹

2008-09-15 | Weblog
13日も搭乗しました名機「ボンバルディア機」

一度酷く揺れた経験があるので気が進まないが、幹事様が手配した
旅程なので、おとなしく従いました。

最終便はジェットの大型機であるが、客の少ない昼間の便は小型の
「ボンバルディア機」を使用している様である。

2006年12月の記憶どおり、雨の中で右手に傘を持ち左手に手荷物を
持ち、駐機場の同飛行機までトボトボと歩き、タラップを7~8段上る
機である。

地上を歩いている時、離発着の要員がいるが「チッキリ整備しましたか?」
と彼らに聞きたかったが、観念して黙って搭乗した。

この機種に乗る度に、70人程の乗客の内、数人が高知空港での胴体着陸の
話をしているのが耳に入ってくるのがケッサクである。

本日は強風も無く比較的安定した約一時間のフライトであった。
しかし、プロペラの目の前の席であり音がうるさかった。

軽自動車でアクセルを一杯踏み込んで、高速道路を走っている様な
騒音である。

ジェット機の「グオーッ!」とは違う「ブーン」と言うプロペラ音は
独特であり、何処かで聞いたような懐かしい音である。

そうだ! 昔、母の腹の中にいる時B29が飛んで来て爆撃をしていた頃に
聞いたプロペラ音である。

席が中程であり、大阪上空で前輪が無事出たのが見えた時には、拍手を
したい様な気持ちで一杯になり涙ぐんだのであった。

しかし、新米のパイロットだったのか、着陸して急ブレーキをかけ過ぎて
機体がつんのめり気味に尻を振った様な状態であった。

「アリさま」の太腹にシートベルトが食込み、前の席に手を付いて体を
支える状態なのだ。

当然「アリさま」の右足は床をグッと踏んでブレーキを掛けた心算です。
本当にこの飛行機に乗るたびにドッと疲れが出ます。


全日空機胴体着陸(DHC8-Q400)