寿迎夢・寿迎夢

海砂利水魚水行末雲来末風来末

デリバティブの総額が6京円

2008-10-06 | Weblog
10年前に「住専に公的資金投入!」と言って、世論が大揺れした時の
金額が、たしか6800億円くらいだったように記憶している。

その後、ほとんどの銀行になしくずしに注ぎこまれて、総額は12兆
3000億円、まだ4兆5000億円が国庫に戻っていないそうだ。

アメリカ議会で否決された、公的資金の投入は、なんと75兆円。
日本の国家予算に匹敵する。

それでも、たぶん焼け石に水だろう、という予測もある。
なにせ、泡のようにふくらんだデリバティブ商品の総額は、「兆」の
1000倍の「京」の単位だから。

国家予算規模の何百倍ものバクチをやらかしたのだから、その後始末を
国家予算でするのは無茶な話だ。

年収500万円「アリさま」が、5億円の借金をするような物である。

金持ちの尻拭きを税金でするなという心情だけでなく、純粋に金額的に
考えても無理ですな。

数の位取りを知ってますか?
壱 十 百 千 万 億 兆 「京」 垓 予 穣 溝 澗 正 載 極

極の上は
恒河沙 阿僧祇 那由多 不可思議 無量大数 と続く。

京なんてチイセー、チイセー。

金融大量破壊兵器 CDSの恐怖?!