衆院選は百姓一揆

「アリ様」は民主の圧勝とは思っていたが、之ほどとは・・・。
ムシロ旗を立てた”百姓一揆”　のような様相の選挙だった。

全国各地で年貢の苦しみに耐えかねた、水飲み百姓の反抗だった。
当然のように重い年貢を取り立てていた藩主は、百姓の反抗に
なす術がなく、オロオロと見守るばかり。

国民が長年の怒りの鉄槌を自民党に打ち下ろしたのだ。
まさか、自民党もこれほどまでも国民の怒りが強かっただなんて
思ってはいなかったのだろう。

しかし、結果を見て日本の全国民は、同じ様に感じていたのと、
我慢の限界に来ていたのは皆同じであったと納得。

民主党に任せるのも不安があるが、それ以上自民党と官僚に任せる
事は出来ないのでこれが最後のチャンスと捕らえた様だ

国民を侮っていたのではないだろうか
しかし、いかにマゾヒストのようだった国民も、辛抱し切れなかった
ので立ち上がる以外に道は無かった。

これだけ雪崩を打ったような総崩れ、オセロのように白から黒へ黒から
白へ。
小選挙区制は恐ろしいと、今まで天下で安閑としていた自民党議員は
感じたのではなかろうか。

民主党議員も世紀の大感激の一日だったが、今日からは初めの一歩だ。
今までの自民党政治がやってきた、腐敗やら膿やら、既得権益を壊す
作業が始まる。

気の遠くなるような努力や知恵がいるだろう。
しかも国民はすぐにでも結果を求めたがっているので、それは大変だ。

なんせ自民党が何十年もの間の垢やしがらみが、どれだけ溜まっている
事やら。
それを一瞬に変える力はチルドレンには無い。


民主 ３０８議席で政権交代へ