読んだら歩きたくなるブログ

『歩行不足』な現代人は、自己骨盤矯正ができてなーい!自分でできる骨盤矯正に興味のある方へのブログです。

出産時骨盤は破壊されます。

2020-01-06 15:21:38 | 日記
あけましておめでとうございます!あるくべきのふみです!年末年始どう過ごしてましたか?今年もはりきって歩きましょう♪

さて、出産の話題をチラホラ聞くので、出産時の日本人女性の骨盤についてお話しましょう。

そもそもアジア人(モンゴロイド)と、白人(コーカソイド)、黒人(ネグロイド)では、骨格、骨盤が全く違います。

よくある骨模型は西洋人が基になっているので、それと、我々は違うというわけです。特に注目すべき違いは、女性の骨盤です。

実際に、日本人女性の骨盤模型と、西洋人女性の骨盤模型を比べて見せてもらうと、明らかに違いが分かります。

日本人女性の骨盤は、小さく、上から見ると横長のハート型をしています。

ちなみに、私が授業で習ったのは、男性の骨盤入口面がハート型、女性は円形型ということでしたが、これはあくまで西洋人の骨盤模型のお話だと、後程知りました。

そう、円形型の西洋人女性の骨盤模型であれば、子供の頭を想定した丸い玉は、何の弊害もなくストンと下に落ちます。

しかし、日本人女性の骨盤模型では、横長のハート型で、子供の頭を想定した丸い玉は、仙骨から尾骨と恥骨に引っ掛かって止まります。

それを無理矢理下に落とそうとすると、仙腸関節と恥骨部分がバキッと外れます。

つまり、日本人女性は、骨盤をバキッと破壊しながら出産をしているということなのです。

産後の骨盤収縮で元の位置に戻った感じにはなりますが、1度破壊して戻っている状態だと知ってほしいのです。

英国王室とかのお妃が、産後すぐその日に赤子を抱えて記者会見できるのは、骨盤が全く破壊されてないからです。日本人女性には、骨盤的に、産後その日のうちに動くことは到底無理な話なのです。

脱臼した後、骨を元の位置に戻しても、すぐには動かせないし、捻挫した足だってある程度固定しなきゃいけないですよね?

出産で壊した骨盤だって、しっかりサラシ巻いて固定して、1ヵ月くらいかけて安定させる必要があるのです。

このブログでも何度か言っていますが、仙腸関節は、身体の要です。めちゃくちゃ重要なのです。

産前産後ケアが注目され始めて結構経ちますが、私たち日本人には、骨盤的に、本当に必要なのです。

産後母体症候群というのがあり、事実、命の危険もあります。子供を出産するというのは、日本人女性にとって、本当に命懸けのことなのだと認識してほしいです。


※今年から毎週月曜日午後更新予定です。