こんにちは!あるくべきのふみです!
じめじめした6月の始まりですねー。梅雨がそこまで来ている感じです。雨の隙間をぬって、今日も歩き氷冷しましょう♪
天気が悪いと体調が悪くなる…ということがあります。これは、動物として正しい感覚です。そもそも、野生の動物であれば、雨や台風にはすぐに反応できるようにできています。
自然に生きる動物達は、雨の前や地震の前に、それらを察知し行動を起こすことができます。それは、大気や気圧の変化を察することができないと、生死に関わるからです。所謂、危機回避能力なのです。
私たち人間も動物なので、その能力は備わっています。しかし、気圧の変化に左右されないくらい健康体であれば、その能力はとても鈍くなります。そして、体が弱ってくると、敏感に気圧の変化を体が察知するようになります。
病気や怪我があったり、歳をとってくると、気圧の変化(天気)に敏感になります。弱っている人ほど、天候によって、体調に影響が出てくるのです。
生物ならば、皆、気圧の変化は体に影響があるのですが、外気の圧力が個人の許容範囲に収まっているかいないかで、感じ方や症状が様々なのです。
では、気圧が変わると、なぜ体に影響が出るのでしょうか?
地球上の生物は、地球の重力1Gを受けて生活しています。
1Gというのは、1気圧(1013hp)になります。天気図の数字で、1013hpから見て、それより上であれば高気圧、下であれば低気圧となります。
生物は皮膚と空気の膜で隔たれて、例えて言うなら、見えない1G=1気圧のタイツを体に纏っている状態です。
気圧が下がるということは、この纏っているタイツの力が弱くなるので、低気圧だとタイツの中(身体)は膨張してしまいます。膨張すると、筋肉は緩み、関節の圧力が下がり、関節は緩みます。
関節が緩むと、骨と骨はズレ易くなるし、ズレが生じると炎症起こったり、炎症により痛みが出たり、体を正常に保とうとして関節やその回りの組織に無理を生じさせることになります。
もちろん、血流やリンパの流れ、脳脊髄液の流れにも関わってきます。天気が悪い日に、頭がぼーっとしたり、頭痛、腰痛、関節痛等々が生じるのは、そのせいなのです。
つまり、気圧が下がると、体が膨張するので、不調が生じてしまうということです。
それらの不調に対抗するには、歩けるようであれば歩くことですが、氷冷することが、有効な手段の1つです。要であるお尻から腰部分(仙腸関節)を氷冷するもよし、頭部を氷冷するのもオススメです。