読んだら歩きたくなるブログ

『歩行不足』な現代人は、自己骨盤矯正ができてなーい!自分でできる骨盤矯正に興味のある方へのブログです。

月経痛と骨盤

2020-06-22 14:50:46 | 日記
こんにちは!あるくべきのふみです!
雨が続いていて、涼しいのは良いけど、歩きに出るタイミングが難しいですね。曇りになったらチャンスです。歩ける時に歩き氷冷しましょう。

前回は、女性の腰痛などの話でしたが、今回は、ずばり、月経痛のお話です。

月経というのは、骨盤の下方にある子宮という袋が、内幕血の増殖で膨らみ、月経血を押し出すために萎むという活動です。実は、仕組みとしては、心臓の活動とも似ています。

子宮や卵巣は骨盤の底部分にあり、骨盤と靭帯というヒモが繋がって位置を定めてます。

骨盤に歪みが生じると、子宮や卵巣はヒモに引っ張られて、正しい位置にいられなくなり、子宮が後屈したり、隣接する膀胱や腸とぶつかって変形したりしてしまいます。

例えば、普通に膨らませた風船は、口を緩めれば、空気がゴムの収縮力でスムーズに出ていきます。しかし、その風船を捻ったり変形させると、口を緩めても空気がスムーズに出ていきません。出口などが捻れて狭くなっていたりするからです。それでも空気を出そうとするなら、無理矢理風船を潰したりして圧力をかけたりするしかありませんよね?

これと同じように、変形した子宮では月経時のスムーズな血液の絞り出しができません。けれど、月経血は全て排出したいので、子宮の筋肉を過剰に収縮させたりして、絞りだそうとします。これが、月経痛の1つの原因です。

つまり、骨盤の位置を正し、子宮や卵巣の位置も正しくなれば、月経痛を軽減することができるというわけです。

ただし、月経痛は、出産の痛みを疑似体験するためのものでもあるので、ある程度は避けれないことでもあります。

月々の痛みに耐えて訓練しておかなければならないほど、出産というのが、ものすごいことなわけですが…。

月経痛には、原因も色々あって、個人差もあって、辛い人は、めちゃくちゃ痛いし、しんどいし、その度に救急車って人もいるくらいです。

どうしようもない時は、速やかに、鎮痛剤を飲んでしまいましょう。そこで薬を服用せずに苦しむ必要はないからです。

ちなみに、月経周期は、骨盤の開閉周期に大きく影響しています。生理が始まって2~3日の出血量が多い時期に骨盤は弛みます。その後、排卵日にむけて骨盤が閉まり、それを過ぎて、再び生理日にむけて骨盤が弛んでいくというサイクルを繰り返します。

実は、骨盤調整するなら、骨盤が弛む生理中が、効果的なのです。

ということは、生理中に歩行できれば効果的ということです。もちろん、無理はいけません。体が辛い時は、休んでくれと体が訴えているので、それは聞いてあげましょう。

氷冷は、腰部分(背部)なので、問題なくできますが、不安ならお腹部分を暖めながらでもかまいません。しかし、これも無理はせず、体調第一でお願いします。