最近のお気に入りの場所のようです。今月で3歳です。
ところで、私が翻訳に興味をもつ直接のきっかけとなったのは、某派遣会社が主催する「治験翻訳セミナー」(半日)でした。
それまで薬事の仕事をしている中で、社内翻訳を行っていたことや、治験に関しては身近な内容だったため、やってみようかと思ったのでした。
その後、在宅勤務が可能な会社に転職し、同時に翻訳会社のトライアルを受けてみたところ合格したのが始まりで、空いた時間に受注しながら様子見をし、フリーになりました。
それと同じ時期に、ちょうど元上司が薬事コンサルティングの会社を設立したため、そちらからの業務も請け負うことになり現在に至ります。
薬事業務と翻訳は、一見、両立できそうで、結構難しいというのが正直なところです。
特に薬事申請の期日に余裕がない場合は、申請にからんで発生する翻訳(試験レポートや取説など)は外注しなければならないこともありますし、PMDAからの照会事項が翻訳の大型案件の途中で入って来られると対応が難しいからです。
申請書作成より翻訳のほうを請けたいと思ってはいても、そうもいかないのが辛い。
昨年末、今後の方向性として薬事に絞っていこうかと思い、その一環として行政書士の資格を取るという計画を立ててみたものの、やっぱり「翻訳」という仕事が面白く、行政書士の勉強より英語力(プラス日本語表現力)を上げる勉強のほうが楽しくて、結局、資格の勉強まで手が回らないため(今年は)断念。
ちなみに英語のほうは、今年は苦手な文法にしっかり向き合おうと決め、デスクにはこんな紙を貼り付けています。
不思議なもので、こんな紙切れだけでも、目の前にあると「そうだ、頑張ろう!」という気にさせられますね。