遊びをせんとや

人生総決算!のつもりで過去・現在のことなどを書きます
といっても肩肘はらずに 楽しく面白く書きたいと思います

反骨のルポライター:その11<竹中労 #11>

2024年08月11日 | 人物


1969/S44年 39歳
昨日、書き洩らしたことがあるので1年遡る。 
音楽によるルポルタージュに熱中
レコード制作に関係し、沖縄のうた人・嘉手苅林昌らを知る。


初めての沖縄へ
布川徹郎らNDU(日本ドキュメンタリスト・ユニオン)と初めて沖縄へ行き、
ドキュメンタリ映画「モトシンカカランヌー」(※)製作に協力する。
※沖縄の言葉で元金のいらない商売のこと。たとえば売春。
(下記映像が上記映画の一部かどうかは不明)


1970/S45年 40歳
【歌謡番組審査員になる】
「全日本歌謡選手権」(よみうりTV)レギュラー審査員となる。
審査員:淡谷のり子・船村徹・竹中労・平尾昌晃・鈴木淳・山口洋子・諸井誠
初代チャンピオン:胡浜(えびすはま)三郎


【「エライ人を斬る」の連載開始】
~第1番 藤原弘達・ピエロになった張り子の虎~
悪相・ガンモドキに眼鼻・ゲジゲジ眉・喜劇の悪玉・・・労氏の言。

「創価学会を斬る」 の広告を見た学会が、著者弘達氏へ出版中止を要請。
学会関係者との会話を、弘達氏は隠しマイクで録音、マスコミに報道。
また、言論の自由を妨害されたとして、国会でも問題になった。
「この種の言論の自由のための実験は世界でも稀」などと彼は語った。

以下、労氏の「~を斬る」から要点のみ記述引用。
'ニッポン低国に、言論の自由なんぞはない。自由は自ら闘いとるもので、
国家や法に保証を求めるべきではない。
弘達氏、保守反動でトンカチ頭の細川隆元、小浜利得と同水準である。'

・・・このあと労氏の刀は、弘達氏の親分の大宅壮一をも斬っている。
’親分・子分の関係などマスコミの世界にあるべきではない。
権威に倚らず、衆を恃まぬ精神にこそ、ジャーナリズムの本領はある。’

今日はここまで。それでは明日またお会いしましょう。
[Rosey]