超マイペースな女が一人で木工・家具工房を始めてみる。できるかな?

マイペースに木工・家具工房での日々を綴ります。
研修生時代~就職~リストラ~転職~復活~起業
ときどき趣味も。

ドイツ木工研修留学 37:この木なんの木?

2019-11-14 12:57:40 | 木工1・研修
作業中に、師匠から「これは何の木?」と問題が出されることがよくありました。
手掛かりは、木目と硬さとにおい。
研修後半ともなると、いろいろな木材を覚えたので、大量に問題が出されました。
忘れないようにと、写真を撮り研修ノートに名前を記録しましたが、順番通りではないので、今となっては写真を見ても思い出せない木もあります^^。









師匠は一番お気に入りの木材のおがくずを、小さなナイロン袋に入れて大事そうに保管していました。
工房に通い始めたばかりの頃、袋に入ったおがくずの匂いを嗅がされ「これは何の木?」と、お題が出ました。
初めて嗅ぐ独特なにおい。正直、くさい・・・。
師匠は思いっきり吸い込んで「あ~、いいにおい」と言っていましたが。

答えは「屋久杉」でした。

そもそも嗅いだことないし、見たこともないし・・・^^。
屋久杉って臭いですね、と言ったら怒られました。
屋久杉に限らず、木を臭いというと必ず注意されました。
木を愛する師匠の持論、「臭い木は無い。」

ドイツ木工研修留学 36:ドイツ人おすすめの都市、Lübeck

2019-11-13 19:26:25 | 木工1・研修
教会でお隣に座っていたマダムに教えてもらった、リューベック。
私が住んでいたライプツィヒからは遠く、結局、研修中には行くことはできませんでした。

帰国後も、ずっと行きたいと思っていて、数年前、ようやく行くことができました。
歴史的建造物、ホルステン門

リューベックはマジパンが有名です。
マジパン、あまり好きではなかったのですが、せっかっくなのでマジパン有名店で、マジパンのケーキを食べてみました。
予想外に美味しかったです!


WernigerodeといいBambergといい、現地の人のおすすめは、本当におすすめです。


ドイツ木工研修留学 35:教会の椅子に座って・・・

2019-11-11 12:41:04 | 木工1・研修
ドイツ人は、背が高く脚が長いです。

トーマス教会でパイプオルガンのコンサートを聴いていた時のことです。
隣に座っていたドイツ人のマダムと少しお話をしました。
マダムは、リューベックという町が美しいから、ぜひ帰国前に行くといい。と勧めてくれました。

コンサートが終わり、皆が立ち上がりました。
さっきまで、同じ目線で話をしていたマダムの背の高さに驚きました。
すごく見上げる感じ。
ショックでした。
きっとマダムも私の背の低さにびっくりしたことでしょう。

身長がこんなにも違うのに、座高が同じだなんて・・・。



そういえば、教会の椅子には、背もたれの後ろに聖書を入れる箱がついてますね。
でも、その椅子に座っている人ではなく、後ろの人が使いますよね。
新幹線や飛行機にも言えることですが、前の座席の背もたれって、後ろの人にとって便利なんですね^^。

ドイツ木工研修留学 34:教会と救世主

2019-11-10 07:19:14 | 木工1・研修
ドイツでは、プロテスタントやカトリックの教会がたくさんあります。
ライプツィヒにもバッハで有名なトーマス教会があります。
週末にはミサがあり、パイプオルガンや聖歌隊の歌を聴くことができました。

全く信仰はしていないのですが、あの静寂な空間は心が落ち着くので、各地を小旅行すると必ず、教会に立ち寄っていました。

トーマス教会


トーマス教会少年合唱団


トーマス教会で、たまたま別の町にお住まいの日本人の方と知り合いになりました。
クラシック音楽や教会に詳しい方で、Annaberg-Buchholzという町の、世界一(?)美しい教会St. Annenkirche に連れて行ってくれました。
本当に美しい。
頂いたパイプオルガンのCDで随分癒されました。
暗く長い冬に、救世主のような方でした。


美しい教会 St. Annenkirche の天井

美しいパイプオルガン

ドイツ木工研修留学 33:年越し

2019-11-08 18:49:58 | 木工1・研修
ドイツの年越しは花火が上がり、そこらじゅうで爆竹がさく裂します。
師匠の家では他の研修生たちが集まりFeuerzangenbowle(ワインの上で砂糖を派手に燃やして溶かすらしいです)で盛大に祝ったらしいのですが、残念ながら私は行けませんでした。
ちょうど日本から来てくれた友人を、フランクフルトに見送りに行っていたので。
代わりに、フランクフルトの派手な花火&爆竹を楽しみました。



そして、ここから、長く暗い冬本番となるのでした。

私は人生の大半を、冬はカラッと晴天続きの静岡県で過ごしてきたので、雪が降り続けるドイツの冬が大嫌いです。
何日も太陽が出ないなんて、気持ちも沈みます・・・。
しかも、研修後半で、だんだん課題も難しくなり、工房とアパート以外ではほとんど知り合いもいない状況で、ホームシックも本格化。
あの楽しいクリスマスマーケットを春までやってほしいとつくづく思いました^^。

私にとっては、クリスマスマーケットしか楽しみのないドイツの冬でした。