ホーンスピーカー導入備忘録

エール音響の重量級ユニット導入記です。最近はホームシアターやってます。YAHOOブログからの移行です。

KORG Nutube を導入しました。

2018-02-18 21:04:38 | オーディオ
先日のじゃじゃおさんのブログにアップされていますが、(ポタ研)
https://blogs.yahoo.co.jp/radjyaradjya/18288490.html
KORGの次世代三極管を是非とも自宅で聴いてみたかったので一緒に購入をお願いしました。
という事で早く聴いてみたいのでじゃじゃおじゃおさん宅へ取りに行きます。土曜日(17日)の話です
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じゃじゃおさんは早速セットアップを行い、システムに組み込んでいました、へ~ こんな音なんだ・・ 結構いいじゃん!
我が家(自宅)だと、どんな音するんだろ? 興味深々です。

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Nutubeは結構優しいクリヤな音です。明日は自宅でガチに聴きましょう・・・

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という事で日曜日です。今日はガチで聴きます。
まずは開封です。

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箱の中には基板、ケース、付属品の部品等が入っています。

一応キットという事なので部品という形態をとっていますが、基板は完成品および調整済み。よってケースに組み入れるだけのキットです。
ボリウムを外す六角レンチは封入済み。用意するのはプラスのドライバだけです。電池はついていないので9V電池(006P)2個用意します。
10分もかからずできました。
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基板を見たらMUSES02がついていました。この石、結構高いんですよね。へ~ こんな石がついているんだ・・・
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とりあえず電池入れてスイッチオンしてみました。
おおっ・・・ 光ったよ!
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電池が入った状態でケースに組み込みます。
サイズが分からないためリモコンを横に置いて撮影です。
表から表示が見えます。サイズは結構大きいですね。
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仕様です。TPからの調整値が記述してあります。調整済みですのでこれは参考程度でしょう。
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部品配置図、基板上で部品の組み込みは無いので、参考程度ですね。
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回路図までついていました。コレがあると結構便利ですね。
改造上等!  どんどんやってチョ~ダイ、てな感じですかねぇ...
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早速、音を聴いてみます。
ソニカのLINEOUTに接続し、まずはヘッドフォンアンプとして聴いて、その後、バッファーアンプにして音を出してみました。比較に使用した曲は金井克子の”他人の関係”です。
お~良い音ですね。しかし入力ゲインの調整が結構シビアでちょっと大きいとすぐに歪んでしまいます。

電源は①9V電池 ②12VのACアダプタ ②18VのACアダプタを使用してみます。
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回路図と特性図から80Vまでですが電解コンデンサの耐圧が25Vなのでじゃじゃおさんの言う通り、20Vくらいが適当かな?と思います。
http://korgnutube.com/jp/guide/
電圧上げるとゲインが上がるのね。


さて電圧の異なるアダプタを使用してみたところ、以下の差がありました。
①006P電池×2 ちょっと大きなレベルが入ると歪み、何か頼りない感じです。直列シリーズ接続ですので18Vですが何か変だな?
②12V ACアダプタ  さらっと爽やかな感じ、空間感は出るが、力強さがない、ネバリがない感じですかねぇ~
②18V ACアダプタ グッと力強さが加わります。歪みなくなっていい感じです。糞詰まり感が出てしまって制動しすぎな感じでしたが、コンセントをひっくり返して逆相にしたらバランスが取れて良くなりました。


総括
まだ電源を入れたばかりで結果ではありませんが、
Nutubeをバッファーアンプとして入れるととても聴きやすくなります。
余韻、奥行き等とても心地良いです。


音の傾向としては、今のところ”カマボコ”っぽい音ですかねぇ~
オイシイ帯域を美しく聴かせます。
”ガチ”で演奏者のすべてを聴いてやろうというリスニングには向かない感じですが、音を聴きながら本を読むというようなシチュエーションや
五月蠅いアンプと組み合わせるとクリヤで艶っぽくいい音になると思います。クリヤーでさっぱりとしたいわゆる三極管っぽい音がするのは驚きでした。


これから暖まったら音はどう変化するはわかりませんが、
今後やってみたいことは
①電源電圧を24Vにしてみる。
②スイッチングパワーサプライでは無くアナログ電源でやってみる。
③暖まったらどんな音に変化するのか。

回路図も有るし、キットだし、改造はなんでもOKなので楽しみですね。

近いうちにやってみましょう。

おしまい。