続きです。前回ではFW800を移動し、とりあえずサブウーハー無しでトリノフで測定しましょうという事で測定したところLOWの50Hz以下が全然ない状態でした。
(+6dbの補正をしても基の音がないので補正は無理でした。)
特性データーとしてはさすが無駄なもの(FW800)を視界から外しただけあって素晴らしい特性が出ています。左右の差もほぼありません。あとは低域不足問題だけです。
よく考えてみると1500ALの能率は94db、エール音響115db以上あります。その差20db、しかもウーハーのレベルはMAXです。どう考えても調整できません。そこでチョイと考えて、エール音響の帯域(中低域以上)のレベルダウンを行う事にしました。いわゆるボトムダウンですね。
素晴らしいことにsonicaもSONYも正確な減衰値が表示できる、
デジタルボリウムを備えています。これを活用します。
最初に測定した上のレベル(No.23)をデフォルトとして、ウーハー以外を3dbずつ移動させてトリノフ測定を行ってみました。(+3db、-3db、-6db、-9db、-12db)合計5つのパターンです。
+3db(W MAX MIDB-3db MID-27db MH-30db H-22db)
デフォルト(W MAX MIDB-6db MID-30db MH-33db H-25db)
-3db(W MAX MIDB-9db MID-33db MH-36db H-28db)
-6db(W MAX MIDB-12db MID-36db MH-39db H-31db)
-9db(W MAX MIDB-15db MID-39db MH-42db H-34db)
-12db(W MAX MIDB-18db MID-42db MH-45db H-37db)
+3db(W MAX MIDB-3db MID-27db MH-30db H-22db)
低音はもっとなくなり、ほぼ聴こえないが、よく聴くと出ている状態。妙にすっきりとした音になります。
-3db(W MAX MIDB-9db MID-33db MH-36db H-28db)
おっつ・・・低音結構出てきたぞ!いままで低音無かったのだが、結構ウーハーが動いている感じが出て、音に太さが出てきました。
-6db(W MAX MIDB-12db MID-36db MH-39db H-31db)
ウーハーが動いていてゴキゲンな感じです。特性もフラットに近いてきました。良い感じですねぇ。
-9db(W MAX MIDB-15db MID-39db MH-42db H-34db)
常にウーハーが鳴っていてエール音響の良さが無くなりました。
特性はフラットですがウーハーの音でスポイルされています。
ちょっと行き過ぎな感じがします。
-12db(W MAX MIDB-18db MID-42db MH-45db H-37db)
もうこれは行き過ぎ、ボワボワで安価なセットのような音です。
(特性は理想的なんですよねぇ・・・)
でもこれは聴かなきゃわからないな?
さあ全6つのデーターが揃ったのですが自分的には
-6db(W MAX MIDB-12db MID-36db MH-39db H-31db)
が良いと思いました。データもまずまずです。
このまま少しの間鳴らしてみましょう。
続く・・
(+6dbの補正をしても基の音がないので補正は無理でした。)
特性データーとしてはさすが無駄なもの(FW800)を視界から外しただけあって素晴らしい特性が出ています。左右の差もほぼありません。あとは低域不足問題だけです。
よく考えてみると1500ALの能率は94db、エール音響115db以上あります。その差20db、しかもウーハーのレベルはMAXです。どう考えても調整できません。そこでチョイと考えて、エール音響の帯域(中低域以上)のレベルダウンを行う事にしました。いわゆるボトムダウンですね。
素晴らしいことにsonicaもSONYも正確な減衰値が表示できる、
デジタルボリウムを備えています。これを活用します。
最初に測定した上のレベル(No.23)をデフォルトとして、ウーハー以外を3dbずつ移動させてトリノフ測定を行ってみました。(+3db、-3db、-6db、-9db、-12db)合計5つのパターンです。
+3db(W MAX MIDB-3db MID-27db MH-30db H-22db)
デフォルト(W MAX MIDB-6db MID-30db MH-33db H-25db)
-3db(W MAX MIDB-9db MID-33db MH-36db H-28db)
-6db(W MAX MIDB-12db MID-36db MH-39db H-31db)
-9db(W MAX MIDB-15db MID-39db MH-42db H-34db)
-12db(W MAX MIDB-18db MID-42db MH-45db H-37db)
+3db(W MAX MIDB-3db MID-27db MH-30db H-22db)
低音はもっとなくなり、ほぼ聴こえないが、よく聴くと出ている状態。妙にすっきりとした音になります。
-3db(W MAX MIDB-9db MID-33db MH-36db H-28db)
おっつ・・・低音結構出てきたぞ!いままで低音無かったのだが、結構ウーハーが動いている感じが出て、音に太さが出てきました。
-6db(W MAX MIDB-12db MID-36db MH-39db H-31db)
ウーハーが動いていてゴキゲンな感じです。特性もフラットに近いてきました。良い感じですねぇ。
-9db(W MAX MIDB-15db MID-39db MH-42db H-34db)
常にウーハーが鳴っていてエール音響の良さが無くなりました。
特性はフラットですがウーハーの音でスポイルされています。
ちょっと行き過ぎな感じがします。
-12db(W MAX MIDB-18db MID-42db MH-45db H-37db)
もうこれは行き過ぎ、ボワボワで安価なセットのような音です。
(特性は理想的なんですよねぇ・・・)
でもこれは聴かなきゃわからないな?
さあ全6つのデーターが揃ったのですが自分的には
-6db(W MAX MIDB-12db MID-36db MH-39db H-31db)
が良いと思いました。データもまずまずです。
このまま少しの間鳴らしてみましょう。
続く・・
二律背反(Antinomie)です。さあどうしましょうか・・・
ウチにもぜひお越しください。日々実験をしておりますのでいつも中途半端な音ですがご参考程度にどうぞ。
あるいは、4発のウーハーが干渉してるのかも、ウーハーをスタガーに鳴らしてみると良いかもしれませんよ。
アッと驚く結果になっちゃいました・・・
ああ困った どうしようと言う感じです。
近いうちにメグの忘年会と一緒にアップします。
あのステンレスボールは使い方によっては良いと思います。
でも10万円を超える品物なのでアピールが必要です。他のアクセサリと組んでメグのイベントで取り上げたらいかがでしょうか?
自分の耳なんてまずアテになりません。
こういう筋が通った測定データをベースにして後は自分の好みの音に仕立てていきます。基本が理詰めなので独りよがりのなんとやらではありません。誰が聴いても良い音です。
以前アキュのデジタルイコライザーで色々やってみましたが低域も高域もグラフ上でフラットにするとこの実験と同じような音になりました。