引き続き学会調査報告書からの引用です。
添付表は手術に伴う合併症として報告された内容をまとめたものになります。
脊椎手術という特徴を大きく表しているのが、やはり「神経合併症」の割合でしょうか
この調査では 全体の症例に対して 1.7% の発生頻度であったことが示されています。
このStep by stepをご覧いただいている皆さんは基本的に側弯症に関心がある方々
ですので、この「数字」を見たとき、どうしても、「自分の手術(側弯症)の場合も
1.7%の発生率なのか」という目でご覧になることになると思いますが、この数字は
あくまでもいろいろな病気....例えば椎間板ヘルニアとかで脊椎を手術した件数を
分母にしているのであって、側弯症手術だけを分母にしての発生率ということでは
ない。ということを理解する必要があります。
とは申しても、脊椎手術において何がやはり一番に懸念されるものか、という意味では
脊髄、神経のすぐそばを (あるいはそれ自体を)手術の対象としているわけですから
神経合併症が一番に挙げられる。ということには変わりはありません。
これを大きな数字とみるか、それとも、小さな確率とみるか、
これも皆さんひとりひとりの感覚によって異なるものを抱くことになるのでしょう。
august03
添付表は手術に伴う合併症として報告された内容をまとめたものになります。
脊椎手術という特徴を大きく表しているのが、やはり「神経合併症」の割合でしょうか
この調査では 全体の症例に対して 1.7% の発生頻度であったことが示されています。
このStep by stepをご覧いただいている皆さんは基本的に側弯症に関心がある方々
ですので、この「数字」を見たとき、どうしても、「自分の手術(側弯症)の場合も
1.7%の発生率なのか」という目でご覧になることになると思いますが、この数字は
あくまでもいろいろな病気....例えば椎間板ヘルニアとかで脊椎を手術した件数を
分母にしているのであって、側弯症手術だけを分母にしての発生率ということでは
ない。ということを理解する必要があります。
とは申しても、脊椎手術において何がやはり一番に懸念されるものか、という意味では
脊髄、神経のすぐそばを (あるいはそれ自体を)手術の対象としているわけですから
神経合併症が一番に挙げられる。ということには変わりはありません。
これを大きな数字とみるか、それとも、小さな確率とみるか、
これも皆さんひとりひとりの感覚によって異なるものを抱くことになるのでしょう。
august03
お体の調子はいかがでしょうか?
今年も一年お世話になりまして有難うございました。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
くらら@