令和2年11月24日 健康診断としての血液検査結果 PSA値 9.51
⇒要精密検査の指示を受け、総合病院を紹介してもらう
令和2年12月7日 総合病院泌尿器科受診 MRI検査
⇒MRIでは、がん判定はなかった
引き続き血液検査は続けることとした
令和3年3月12日 血液検査 PSA値 基準値 0.01 ~4.00 ng/ml に対して 結果9.60 H
令和3年6月11日 血液検査 PSA値 結果8.39 H
⇒PSA値が下がらないことから、生検することとした
令和3年7月3日 入院にて生検実施
令和3年7月15日 生検結果を聞く (当日CT撮影実施 - 肝臓~恥骨部)
令和3年7月19日 胸部CT撮影 及び 全身骨シンチ撮影
こうして振り返ると、幾つかの不明点が出てきた。
① MRIの診断効果はどの程度のものなのか?
結果論で言えば、 MRIなどしてお茶を濁していないで、さっさ生検をしておけば
よかったのではないか?
②3月の血液検査結果で PSA値が下がっていなかった。
結果論で言えば、もう少し様子を見ましょうと医師からは言われたが
この時点で生検へと進んでも良かったのではないか?
自分から生検をしてくれ、と希望していても良かったと ある意味悔やまれる。
③前立腺がんの進行は他のがんに比較して、“進行は遅い” とは言われているが
血液検査から生検までの標準的なタイムスケジュールはどうなっているのだろう?
そういうことを自分でも調べて、医師と対話しておけばよかったと悔やまれる。
.......今更だが、医師からは進行は遅いから、心配することもない。
治療方法もいろいろとあるから、心配することはない。という説明を受けて
私も「甘く」考えすぎていたと反省.....悔やんでいる。というのが正直な気持ちだ。
おそらくは、生検は身体を侵襲する方法なので、医師としても安易に勧めることはしない
ということだと思うのだが、実際に2泊3日での生検入院を経験して思うことは、生検は
全身麻酔下で行われることもあり、何も感じることなく完了し、実質わずか20分前後であろう。
麻酔からさめて手術室をでるときには、こんなことなら、さっさと生検しておけばよかったのに、と思ったものだ。侵襲部に痛みがあるわけでもなく、それ自体よりも、生検後にベッドで
4時間安静にしていることのほうが辛かった。尿管カテーテルを導入しているのだが、その違和感に慣れるのに苦労した。ただ、これも「経験」と考えて気持ちを切り替えていた。