年末締めに、
『こづかい帳』をつけることにした。
よし、
ノートね。
100円ショップに
買いに行こう!
でも、
ふと、思った。
Kawaおばさんの文房具屋さんのこと。
小学校の校門の2つ隣が
Kawaおばさんのお店。
娘が小学生の頃は、
よく一緒にお買い物をした。
かわいいメモ帳、
良い香りの消しゴム等々。
文房具屋さんは、
宝石箱やった。
「ひとつ、好きなものを選んでいいよ」
と声をかけると、
娘は時間をかけては
よくシールを選んでいた。
小学校卒業して以来
訪ねることは、
なくなっていた。
よし!
行こう〜!
前と同じやね。
少し開けづらい扉を開けて中へ。
「こんにちは」
奥から、Kawaおばさんが
あの頃のように出て来られた。
『おこづかい帳』から
ワンランクアップしての
『出納帳』を
探して下さった。
1冊330円。
100円ショップの3倍?
いやいや、
表紙もしっかりしていて、
何より
3桁ごとに
線の色が違うのよ。
丁寧に作られた『出納帳』ね。
大切に使えるね。
良いお買いものが出来た。
寒い、寒い。
この冬初めての手袋をして
帰った。