日曜は、
母の命日。
娘も帰って来る予定。
母、
私たちの家、
そう娘宅で亡くなった。
リビングに置いたベッドで。
もう、
この3日前は、
昏睡状態やったよね。
訪問看護婦さんが
「耳は最後まで聞こえてられますよ。
生活音の中におられて、
安心なさっていますよ。」と
優しい笑顔で言って下さった。
そうなんやね。
日常がいいのね。
「お母さ~ん。
洗濯物干してくるよぉ」
「お母さ~ん。
よう、乾いてたわぁ。」
まだまだ子犬やった今のワンコ。
買ったばかりのシーツを
破った。
こらーーーー!
あらーーーーーー。。。。
うーーーーん。。。。
私、針仕事、苦手やねん。
母の好きな音楽をかけながら、
母の側で、
いろいろお喋りしながら、
(時には、
子犬に
「ほんまに、もうー」と言いながら(笑))
繕っていたことは、
良いお天気の日の
思い出。
夕飯は、
家族で、
母のベッドを囲んで食べた。
笑いながら食べた。
まだ意識のある間には
懐かしい方たちと
お会いすることも出来た母。
静かに逝った。
幸せな最期やったねって思う。
桜の花びらが舞う季節に逝った母。
花びらが舞う季節は
母を思う。
でも、
でもでもでもね。
私も同じように、とは
決して望んではいけないんやよ、
って、
今から思っている。
まだ早い??
いやいや、
今からね
もう思っていても丁度なんやから。
私、そう思っているんです。