窓を開けに、
娘の部屋に入った。
本棚に置かれた、
ガラスの瓶を見つけた。
あっ!これ、<幸せのガラスの瓶>。
娘が始めた。
毎日、
感じた幸せを書いて
この瓶に入れていくのね。
「素敵やよ」と
私にも勧めてくれて、
一緒に瓶を選びにいった。
2017年。
娘、14歳の時。
娘の瓶、
ギューギューにメモが詰まっている。
<幸せ>がギューギュー。
青春真っ只中。
私の瓶も見てみた。
それなりに(笑)入ってはいる。
こそこそ、開けてみる。
<〇〇(娘)の15歳のお誕生日。
元気に迎えることが出来る!>
<6歳の〇〇(ワンコ)とのボール投げ。
お風呂あがると
ボールをもってくるの>
<〇〇(娘)、登校前に
「あっ!お誕生日おめでとう!」と
にっこり言ってくれた。
まぁ、52歳だぁ!>
などなどなど。
文字が弾んでいる。
私の瓶は、
まだまだ半分足らず、
カサカサいってる。
また始めよかー。
気持ちよく寝ている
ワンコの姿を見ている。
このことを書いて
そう、<幸せのガラスの瓶>に入れた。
日常に
散りばめられたものに
目を向ける。
私、
ほら、
気持ち、
切り替えていかなあかん。
よね。
やろ。