暑いな。
Tシャツをチェックする。
お気に入りの一枚。
うん。。。
しっかりと着ていたからね。
首回りが伸びてしまっている。
仕方ない。
「いろいろお世話になりました~♬
ありがとう~♬」
これ、
娘が幼い頃に、
物を処分する時に、
一緒に歌っていたわらべ唄。
娘は今も歌っているやろうか?
母の私は、
ずっと歌っている。
さてさて、
綿100%の衣類は、
手頃な大きさに切っていく。
そして、
キッチンはじめ、
リビング他にしまっていく。
前々のものがあるので、
正確には、たしていく。
油汚れを拭きとったり、
ワンコの足の泥んこをとったり、
用途は様々。
その都度使っては、
捨てていく。
活躍中。
「ウエス」と呼ばれていることを、
知った。
どうして覚えたのかな?
母から教わってはいないよね。
だって、
母が服を捨てるのを
見たことはない。
そして、
母はTシャツを着なかったもんね。
なんでかな?
気が付けば、
こうしている。
そして、
以前の職場。
施設でのことを思い出す。
仲間の衣類が汚れてしまった。
どうしようもない。
「仕方ないですよね」と
処分する私に、
「ちょっと待って」と
先輩職員さんが一言。
???
「ボタン取らへんの??」と。
その職員さん。
処分される服のボタンを
丁寧に一つずつ取っていかれた。
そして、ボタン入れを作られて、
その中にしまわれた。
こんな習慣なかった!
それ以来、
私も服を処分する際は、
ボタンを取ってからにしている。
施設での日々は、
いろいろなことを教わった。
娘に
「ウエス」の習慣が
伝わっていたら、
いいのにな。