双極性障害と歩む

主婦として、母として、の毎日を、つづっています。

「ちょっと待って!」

2022-06-25 08:16:58 | 双極性障害とともに。

暑いな。

Tシャツをチェックする。


お気に入りの一枚。

うん。。。

しっかりと着ていたからね。

首回りが伸びてしまっている。

仕方ない。


「いろいろお世話になりました~♬

ありがとう~♬」

これ、

娘が幼い頃に、

物を処分する時に、

一緒に歌っていたわらべ唄。

娘は今も歌っているやろうか?

母の私は、

ずっと歌っている。


さてさて、

綿100%の衣類は、

手頃な大きさに切っていく。

そして、

キッチンはじめ、

リビング他にしまっていく。

前々のものがあるので、

正確には、たしていく。


油汚れを拭きとったり、

ワンコの足の泥んこをとったり、

用途は様々。

その都度使っては、

捨てていく。

活躍中。


「ウエス」と呼ばれていることを、

知った。


どうして覚えたのかな?


母から教わってはいないよね。

だって、

母が服を捨てるのを

見たことはない。

そして、

母はTシャツを着なかったもんね。


なんでかな?

気が付けば、

こうしている。


そして、

以前の職場。

施設でのことを思い出す。


仲間の衣類が汚れてしまった。

どうしようもない。

「仕方ないですよね」と

処分する私に、

「ちょっと待って」と

先輩職員さんが一言。

???

「ボタン取らへんの??」と。

その職員さん。

処分される服のボタンを

丁寧に一つずつ取っていかれた。

そして、ボタン入れを作られて、

その中にしまわれた。


こんな習慣なかった!


それ以来、

私も服を処分する際は、

ボタンを取ってからにしている。


施設での日々は、

いろいろなことを教わった。


娘に

「ウエス」の習慣が

伝わっていたら、

いいのにな。




第4金曜日。

2022-06-24 08:27:23 | 双極性障害とともに。

暑さが増す。

扇風機を回しながら、

お昼間はクーラーもつけた。


我が市。

ゴミは分別収集。

プラスチック、ペットボトル

粗大ごみ。

そして、資源ごみ。

決まった週ごとに収集してもらう。


今週、第4金曜は

資源ごみ。


新聞紙から始まり、

ダンボール、

缶、瓶 等々。

前日は気合を入れる。


そして、毎月思う。

「もう第4週かぁ~。

今月も終わるんやね。

ほんまに、早いよなぁ〜」


6月も第4金曜。

今年も半分を終える。


この半年。

いろいろな日々を経てきた。


覚えてなアカンことは

忘れて、

忘れなアカンことは

しっかりと覚えている、

そんな私。




扇風機。

2022-06-23 08:27:35 | 双極性障害とともに。


キッチンの隅っこに置いた

小さな赤い椅子。

ここは、

私の定位置。


その椅子に座って

腕をさすっていた。


ワンコ。


特に暑さに弱い犬種。

熱中症から

命に関わってしまう。


でも、

クーラーは、もう少し控えましょう。


家中の3台の扇風機に囲まれて、

寝ている。


「冷めるまで、待とね。」

ふかし芋が冷めるのを待っている。

時々、私を見ながら待っている。


扇風機の音が心地よい。

祖父母の家を思い出した。






お日さん。

2022-06-21 16:56:48 | 双極性障害とともに。


朝のワンコとの散歩では

毎日、

畑のおばあさんの直売所に寄る。


大きなオクラが並んでいた。

この夏初だ。

本当に、

よくよくお日さんにあたり、

育ったオクラ。


湯掻いて、

鰹節とお醤油で頂く。

そのままのお味が、

本当に美味しいこと。


お昼、

何か冷たいものが食べたいな。

で、おばあさん畑のトマトを

そのままで頂く。

甘いこと。


きゅうりも、

そのままで、

ぼりっぼりっ。

みずみずしい。


もうすぐ、

水ナスが採れる。

おばあさんが、

ドレッシングをつけて、

このまま、

かぶりつけば美味しいと

教えて下さっている。

楽しみだぁ。


たくさんの

お野菜。

お日さん、

いっぱい浴びて育ったお野菜たちで、

夏を感じる。


なんて贅沢なことなんだろう。


夜は畑で採れたトマト、

玉ねぎ、

ナスで、

鶏肉のトマト煮を作った。

うん。

しっかりと食べることが出来た!




赤いリボン。

2022-06-21 08:44:24 | 双極性障害とともに。

昨日の朝刊。

「加山雄三さん コンサート引退」の

記事が

大きく載っていた。


すぐに、亡き父を思い出した。


だって、父は

私が幼い頃から、

よくよく

「お父さんは、

加山雄三と、

長嶋茂雄と、

同い年。」

と言っていた。


歳をとった父。

「お父さんと

加山雄三、

長嶋茂雄、

誰が一番薄い?」と、

よく尋ねてきた。

髪の毛のことである。

ニヤッと笑いながらの父やった。


病床の父の最期は辛かった。


が、私が思い出す父は、

大きな声で喋って、笑っている。


孫の娘とお絵描きをする父。

(こんなこと、

娘の私とはしなかった。(笑))

2人だけの時間にしようと、

母も私たちも、

いつも、そっと

席を外していた。


還暦を迎えた父。

私は30歳。


夫とお祝いを選びに行った。

古寺散策に出かける父にと

ジャケットを選んだ。

「還暦のお祝いです。」と

店員さんに伝えると、

それは丁寧に包装して下さった。

うん、そうか。

還暦って、

そんなに大事なお祝いなんや、

なんて、

呑気な私がいた。


店員さんが

「のし紙とリボン、

どちらにしましょうか?」と

尋ねて下さった。

どちらもいいなぁ。

「せっかくだから、

両方でお願いします。」と答えた私。(笑)


父は、

ジャケットを気に入ってくれた。


何より、

お祝いをしてもらったことを

喜んでくれた。


「赤いちゃんちゃんこは、ないのね。」

と伝えると、

「ハハハ!これがいい〜。」と、

包装してもらっていた

赤いリボンを頭に巻いて、

やんちゃな笑顔で

ピースサインをした。

これが記念撮影となった。

いつものダイニングで。


その笑顔の父の姿は、

しっかりと目に焼き付いている。


そのジャケット。

父が亡き後、

夫が着てくれている。

私がお願いしたのではなくね。

軽くて着やすいと言って、

着てくれている。


お父さん、

嬉しいね。

お母さん、

嬉しいよね。


父のジャケットを久しぶりに出した。

久しぶりに

うっすら涙が出た。

そして、ニヤッと笑った。


そう、

私は「お父さん似」


夫。

来年3月で還暦を迎える。

赤いリボンの父と同い年になるのね。

娘は20歳。

一緒に

お祝いを選ぶことが出来たら嬉しいな。


「のし紙とリボン

どちらにされますか?」と

尋ねてもらったなら、

娘は、なんて答えるやろう。