森のきのこの自然観察な日々

身近な自然を日々観察しています

梅雨の晴れ間の甲虫探し

2024-06-27 08:36:14 | 甲虫

個人的に気になっているアオマダラタマムシの動向確認と
その近くに、
伐採された街路樹置き場を見つけたので
観察会仲間を誘って、前回とほぼ同じコースを歩いてみた。
天気予報は梅雨時ということもあり、猫の目のように変わって
曇り日のはずが強烈な日差しの晴日となった。
フチグロヤツボシ♀が産卵していた衰弱コブシにシラホシハナノミのペア

強烈な日差しに照らされて、汗だくになりつつ
件のイヌツゲに到着すると、運良く産卵中のアオマダラ♀がいた。
*尾部についている赤いのはダニ

産卵管を伸ばすアオマダラタマムシ♀
タマムシと同じ様に産卵に集中している時は撮影に協力的だ。

正午過ぎ、さらに強烈な暑さの中を、伐採街路樹の積まれた現場に移動した。
樹種は、ケヤキ、サクラ、トチノキが多い。

ここでは、タマムシとルリボシカミキリがお祭り状態だった。

産卵中のルリボシカミキリとタマムシ

ケヤキにケヤキナガタマムシ多し

クビアカトラカミキリも多かった。

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アオマダラ探索

2024-06-24 17:24:13 | 甲虫

先日観察できたアオマダラタマムシだが
同じイヌツゲに、繰り返し来るのかを確認しておきたいのと
近くにある観察ポイント(材置き場、コブシ、クワ、スギの衰弱木)を
ついでに見ておこうと、観察会仲間のMさん、wさんを誘って行ってみた。

材置き場での収穫
今季初見のミドリカミキリ

コブシの衰弱木に産卵中のフチグロヤツボシカミキリ♀

手摺で開翅したムツボシタマムシ

結局、この日(22日午後)は、アオマダラは見られずだったが
本日午後1時30分に確認しに行ったところ
同じイヌツゲの幹を、♂と思われるのが1頭這っていた。

イヌツゲの幹を這いまわるアオマダラタマムシ♂?

次回は、産卵や交尾中のを見てみたい!
ここ暫くは、アオマダラ探索にはまりそうなのだ。

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魅惑のアオマダラタマムシ

2024-06-20 15:45:43 | 甲虫

アオマダラタマムシは、いずれ発生木(モチノキ科
アオハダ、イヌツゲ、ソヨゴの衰弱木や伐採木)を探し出して
見つけてみたいと思っていた魅力的な玉虫だ。
神様がそんな気持ちを察してくれたのか?
里山を散歩方々ぶらぶらと歩いていたら、人家脇に上部を切られた
イヌツゲの木
があるのに気が付いた。
そして、なんと!その幹にアオマダラさんがとまっていたのだ。
なんという幸運。
嬉しくなってばんばんとシャッターを切ったのは言うまでもない。
イヌツゲの切り株にとまるアオマダラタマムシ
日中シンクロでストロボ発光

明るいところへ移動してきたので、ストロボを使わずに撮ってみた。

なんとも言えない魅力的な構造色

切られたイヌツゲ(二股に分かれている)の環境。
いるかいないかは運次第になるが暫く楽しめそうだ。

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伐採木のルリボシカミキリ

2024-06-18 10:48:50 | 昆虫

隣町の園芸業者さんの敷地に、伐採木が積まれているのを
2年前に見つけた。
園芸関係での仕事は、色々な場所で伐採&剪定を依頼される
のだろう、積まれている樹種も豊富だ。
ホスト(食樹)が決まっていたり、各種に跨るカミキリやタマムシ
が色々と見られるので、シーズンになると週一くらいで
訪問するようにしている。
昨日は、ルリボシカミキリ、ヨツスジハナカミキリ、キスジトラカミキリ
ヤツメカミキリ、ムツボシタマムシが交互に出て来て楽しませてくれた。

ルリボシカミキリ
鮮やかな青は、毎年見るのが楽しみだ。
生物学者の福岡伸一博士や昆虫好き俳優のK氏などフアンも多い。

ヨツスジハナカミキリ
ふわりと飛んで来て木に着地

ヤツメカミキリ
こちらも急に飛来した。

キスジトラカミキリ
顔のアップを一枚。

ムツボシタマムシ
一見地味だが、開翅すると鮮やかな青色だ。

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アライグマ現る

2024-06-16 16:45:35 | 哺乳類

マスダクロホシタマムシ狙いで、神社の倒れた杉を見に行ってみた。
快晴で気温も高く条件は良いと思うのだが、今日も現れず。
場所を移動して衰弱木の方へ行ったところ、ここをお散歩観察コースに
しているMさんがいた。

足元に怪我をしたアライグマの子供がいるという。
アライグマの幼獣
足に怪我をして動くことができない。
北米原産でペット飼育されていたものが逃げたり、捨てられたり
で野生化している。

顔は可愛いけれど、在来種との軋轢や農作物への被害など
深刻な問題を起こしているという。

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