菜園に置いてある洗い場の水桶に氷がはる寒さが続いている。
これだけ寒いと草地で花を咲かせているのはホトケノザくらいだと
思っていたのだが、意外なことに足元でハコベが花を咲かせていた。
調べてみると花期は2月前後ということなので
気温の低い時期に咲くのだけれど、個人的に師走に見たのは初めてだ。
早朝、霜を纏っているところを、深度合成モードで撮ってみた。
ここ数日、冷たい風が吹く厳しい寒さが続いている。
河原でじっとしているのは少し、躊躇われたので
里山の方へ繰り出して冬鳥と越冬昆虫を探してみた。
狙うのは、コブシの枝で冬芽に擬態する
オオアヤシャク越冬幼虫とルリビタキ♂。
オオアヤシャク越冬幼虫
今年も昨年と同じコブシの低木で見られた。
季節の進行に合わせて、体色と形も変わってくる。
ルリビタキは、ダメだったがジョウビタキ♀が出てきてくれた。
トビナナフシを捕らえたジョウビタキ♀
因みにトビナナフシ成虫は12月くらいまで野外で
見られるが卵で越冬とのこと。
ブックマークに掲載のTachiさんのブログにベニマシコが
登場するようになってきた。
私のフィールドにしている場所にも、そろそろ来るころだろうと
満を持して行ってみた。
ここなら採餌に来そうだなとイノコヅチの種が豊富にある場所で
座っていると前方の立ち木に何やら気になる形が見えた。
形の方は、フクロウっぽい。
もしかしてコミミズクかトラフズクかと、注意して見てみると
なんと!フクロウだったのだ。
立ち木の藪内に潜むフクロウ
里山が主な棲息場所になっているのだろうけれど
獲物(小鳥&ネズミ)の豊富な河原も、冬の有効な狩場になっているのだ。
今日は気温が上がらず、厳しい寒さになった。
バイクに乗っているとハンドルカバーと手袋で
防寒対策をしていても手が悴んできてしまうのだった。
流石に見られるものも少なくなってきたけれど
この時期、里山の小径で、越冬中の虫や草木の種を
探して歩くのが面白い。
越冬中のキタキチョウ
法面のオーバーハングしているところを探すと見つかる頻度高い。
モズのはやにえにされたトビナナフシ
変な枝ぶりだなと思って近くに寄って気が付いた。
薄ピンクになったコウヤボウキ
夕食後に外へ出てみたら大きな月が見られた。
今日は、今年最後の満月で別名コールドムーンが出ているのだ。
これは写真を撮っておこうと、望遠付きコンデジの
デジタルズーム1,200mm相当で撮ってみた。
12月の満月コールドムーン