観察コースにしている古民家にルリジガバチを追尾する
クロバネセイボウとミドリセイボウが現れ始めた。
ルリジガバチはクモを巣にため込み、それに卵を産み
子育てをする狩蜂だ。
一方、セイボウはこのルリジガバチの巣に入り込んで
卵を産み、英名cuckoo wasps(カッコウ蜂)とも呼ばれる
寄生蜂だ。
月刊むし社のセイボウ特集の記事に
孵化したセイボウの幼虫は、ルリジガバチの卵と幼虫を
まず攻撃して殺し、その後に集められた蜘蛛を食べて
育つというのがある。
ルリジガバチはクモ、セイボウはルリジガバチの個体数
を抑える働きをしている。
狩った蜘蛛を運んできたルリジガバチ
クロバネセイボウ(緑タイプ)
ミドリセイボウ
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