「大鹿村騒動記」 原田芳雄 岸部一徳 他

【雄大な南アルプスの麓にある長野県大鹿村でシカ料理店を営む初老の男・風祭善(原田芳雄)は、300年以上の歴史を持つ村歌舞伎の花形役者。ひとたび舞台に立てば、見物の声援を一身にあびる存在である。だが実生活では女房に逃げられ、あわれ独り身をかこっていた。そんなある日、公演を5日後に控えた折も折、18年前に駆け落ちした妻・貴子(大楠道代)と幼なじみの治(岸部一徳)が帰ってくる。脳の疾患で記憶をなくしつつある貴子をいきなり返され、途方に暮れる善。強がりながらも心は千々に乱れ、ついには芝居を投げ出してしまう。仲間や村人たちが固唾を呑んで見守るなか、刻々と近づく公演日。そこに大型台風まで加わって……。ハテ300年の伝統は途切れてしまうのか、小さな村を巻き込んだ大騒動の行方やいかに……。】

俳優陣がいい。

原田芳雄はもちろん、岸部一徳、小野武彦、面白い。好きだなあ。
奥さん役の大楠道代さんもいいし、佐藤浩市、三國連太郎は親子だね。
瑛太、松たか子や雷音役の冨浦智嗣もなかなか。

エンディングの曲、忌野清志郎「太陽の当たる場所」もよかった。

中身は、まあまあ。歌舞伎が村歌舞伎にしたらうますぎ。
歌舞伎は全く分からないけど、思いきり見てしまった。
（そうそうたる役者ぞろいだから当たり前？）

岸部さん、面白いなあ～

 

星３つ半