【遺伝子研究をする兄・泉水と、自分がピカソの生まれ変わりだと思っている弟・春。そして、優しい父と美しい母。平穏に、そして陽気に過ごすこの家族には、過去に辛い出来事があった。その記憶を抱えて兄弟が大人になった時、事件は始まる。謎の連続放火事件と、火事を予見するような謎の落書き(グラフィティアート)の出現。落書きと遺伝子暗号の奇妙なリンク。春を付け回す謎の美女と、突然街に帰ってきた男。すべての謎が解けたとき、24年前から今へと繋がる家族の"謎"が明らかになる―】
伊坂幸太郎さんの小説はなぜか苦手意識があってあまり読まないので、
DVDで見てみたが、正解だったかも。
とてもいい兄弟、家族だ。
でも、放火や殺人はいけない。(当たり前だけど)
映画を見てると、殺された人間は殺されてもしかたがないほど非道い
(殺されてもしかたない)と思いそうになるかもしれないので気をつけましょう。
なにがあろうと、絶対に殺してはいけない。罪を犯してはいけない。
結局自分もみんなも不幸になります。
苦しみはなくなるどころか、ますます苦しくなります。
怒り(憎しみ、暴力、あらゆる暗い感情)に打ち勝つのは、やさしさ、慈悲の心だけなのです。
最大の罰は、無視(誰からも相手にされないこと)。ただし慈悲の心をもって。
・・・・・むずかしいけどね。(人間だもの)
ガンジーのポスターが印象的だった。
「楽しそうに生きていれば地球の重力なんて越えられるんだよ」
という言葉も。
星4つ
女のロマンでは理解できないロマンの部分が
難しくて(言葉も難しくて)、とっつきにくいよね。
題名からして、意味不明なのが多いし、
読み終わっても半分も読み切れてないような…
「ゴールデンスランバー」も、DVD観て、やっと
おもしろさがわかりました
「ゴールデンスランバー」も観てみたいと思います。
「ポテチ」というのもいい作品らしいので、観てみたいです。(準新作になったら)
鴨とアヒルのコインロッカーはおもしろかったですよ。
私は今まで、難しい本にあたることが多かったのかも。
「鴨とアヒルの・・・」読んでみようと思います。