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『自殺と「いじめ」の仏教カウンセリング』アルボムッレ・スマナサーラ その1

2017年11月27日 | お釈迦様

仏教というと、「死を観察する」とか、「三毒(欲、怒り、無知)」や「執着」をなくすとか、そんなの楽しくもないし暗いし年寄りの生き方だ、、、と思われる方がおられるかもしれませんが、それは仏教を知らない人の大きな誤解。実はまったく正反対。仏教を学ぶと、心が晴れやかに明るくなります。死ぬまで明るく元気に生きることができるようになります。

なので、ここらでちょっと「自殺」「いじめ」問題について明るく考えてみたいと思います。暗くないよ~。

【自殺願望の正体を明らかにし、自殺が罪になる論理を示し、タコのお母さんから子供が学ぶことを教え、「キモイ」といじめられる子供の悩みに答える。仏教本来の智慧が冴えわたる抜本的なカウンセリング。】

帯にはこうあります。
>仏教では、自殺願望を当然と考えます。しかし、つらいから、いじめられたからと自殺する人を「腰抜け」ともいうのです。人生をサバイバルするために、ブッダの智慧を借りましょう。

人間には、本能として「五欲」「生存欲」「非生存欲」(三つ合わせて「渇愛」といいます)がある。誰でもみんな「非生存欲」をもっているのだから、自殺したくなるのは当たり前のことなのです。

といって、自殺をすすめるわけではなく、心を奮い立たせて生きる方がいいのです。自殺を美化してはいけません(自殺する人はただ気の毒です)。長老は、本能に負けた自殺者を「腰抜け」と、ちょっと過激な表現をしてますが、要は心のエネルギーが弱くなってしまっている、だから「腰抜け」のままじゃいけない、元気を出そうよ、ということなのですね。よい、悪いの話ではない。(心が弱くなって今にも死にそうな人に、どういう言葉かけがいいかは個人によって違うでしょうから、気をつけなくてはいけません)

日本人は「死ねばすべて解決する」とどこかで思っていたり、「死んだら善人も悪人も成仏だ」と思っていたりする。だから、(自殺すれば永遠に地獄だと考える西洋文化の人より)簡単に自殺する傾向がある。けれど、どちらも間違いなのです。死んでも解決しないし、解脱してない人が自殺すればまず成仏できないでしょう(可能性はゼロとは言えないけど)。

「自殺すれば永遠に地獄」は西洋の考えです(永遠はない)。
仏教では「人それぞれ、違いがある」と言います。そして、解脱しない限り輪廻を繰り返すのですから、「生きるのが苦しい」といって自殺しても、次の生でもまた苦しむことになります。終わりません。

苦しみをなくしたいなら、今のこの世で苦しみから脱するよりないのです。

では、この世で苦しみから逃れるにはどうすればいいのか。
ご安心ください、ちゃあんと、教えてくれてます。
仏教は幸福学ですからね。自殺なんてしなくても幸福になれます。幸福になれるのに自殺するなんて、もったいなさすぎる!

しばらく、このテーマでいってみようかな。

つづく・・・

 

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