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いつ、どれぐらい?/慈経(経典解説シリーズ4 アルボムッレ・スマナサーラ著より)

2020年01月18日 | お釈迦様

>条件付きの慈悲はお釈迦様の説かれた慈悲ではありません。
(ゴキブリだけは許せないとか、意地悪な人は痛い目に遭えばいいんだ、とか

>条件をつけたくなるのは、自我の錯覚があるからです。
自分の命は他人の命より大事だと思っているからです。

 

人間だから、こういう気持ちは誰にでも普通にあるでしょう。
しかし、幸福に至るには、この「自我意識(エゴ)」を乗り越える必要があります。
慈しみの心を育てる必要があるのです。
「無条件の、無量の、無制限の慈悲」を心の中に育てるのです。

「一切の生命」「生きとし生けるもの」が対象なのです。


その範囲は?

第8偈
メッタン チャ  サッバ  ローカスミン マーナサン バーワイェー アパリマーナン
(慈しみの心を一切世間(すべての生命)に対して、限りなく育ててください。)

ウッダン 
アドー  チャ  ティリヤン  チャ  

上に下に横(周り)に[棲む如何なる生命に対して]も、)

アサンバーダン  アベーラン  アサパッタン
わだかまりのない怨みのない敵意のない心を育てます。)


いつ?

第9偈
ティッタン  チャラン  ニスィンノー  ワー

立っている時も、歩いている時も、坐っている時も、) 


サヤーノー  ワー  ヤーワタッサ  ヴィガタミッドー
(あるいは横になっていても眠っていない限り、)

エータン  サティン  アディッテェッヤ
(この[慈悲の]念を  しっかり 保ちます。)

ブラフマメータン ヴィハーラン イダマーフ
(これが梵天(崇高なもの)の生き方であると言われています。)


いつでもどこでも、
「生きとし生けるものが 幸福でありますように
 という思いを持ち続ける。

精進、精進、、、ですね。(^^)

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