「草を取ってしまえ。取らんのなら、わしが削ってしまう!って、まるに言え!」
と父が母に言ったそうだ。(いつもだけど、何で自分で言わない??)
草を活かす栽培法が、どうしてもお気に召さないらしい。
(見た目はたしかに荒らしてるようにも見える・・・が、そろそろマクワウリも片付けて、大根とか蒔こうかと思ってたんだなぁ。・・草を使って)
「全部わしのもんじゃ」という通り、父の土地だし自分のやり方でできないなら
やっぱり返すのが一番いいと思う。
兄の家にできた空き地なので、兄のものだと思って「これだけ使わしてね」と、兄に言って使ってたのが、
そもそものまちがい。ここも、父の名義だったわけだ。
草を取ってしまう慣行農法では野菜を作る気にならないし、それじゃ私にとって野菜作りをする意味がない。(目指すところが違う。お金をかけず、なるべく自然にやさしい野菜づくりをしたかった・・)
なので、畑を元の更地にもどしてお返ししようと思う。
この下に、いろいろな生物がやってきてくれていた。だんだんと、土もよくなっていくはずだった。
人参、これだけだけど大きくなるかな?って、ちょっと楽しみだった。
カタバミがだんだん増えてきてるみたいだった。
仕方ありません。
また、いつか、再開できる日が来るかもしれません。その日まで楽しみに、勉強しながら待ちます。
で、更地に戻すべく、とりあえず草を取りました。
住処を追われて、カエル、ダンゴムシ、カナヘビ、カマキリ、バッタ、小さな虫たちが逃げていきます。
環境破壊、虫たちの住処を奪ってるようで、「悪いな~」と、胸が痛みます。
多様な虫がいてくれるから、作物が害虫にやられてしまうことがない。
草があるから、バッタも(作物ではなく)草を食べてくれる。
草があるから、耕さなくてすむ。耕さないから、土が豊かになっていく。
「もったいないな~~~」と、思いながら草を取っていきます。
草を取った後の土、刈った草を敷いてた土を見ると・・・
黒くなっています! そして、柔らかい。刈った草を敷いてただけなのに。
(そういえば、エダマメを植えてた。豆科は土を良くしてくれるっていうからね)
裸のままになってる場所は・・・
耕し、堆肥を入れ続けなければいけません・・・。(頑張ってください)
一旦、自然農園は終わりますが、草、植物の力が自分の目で確かめられたことは
すごくよかったです。(自然栽培を始めてたった4ヶ月でも、大きな収穫でした)
ナスやピーマン、花壇も返すつもりですが、まだ元気で実がなってるし、
宿根草やまだ咲いてる花を抜いてしまうのが可哀想で、今日はここまでにしました。
収穫が終わったら、また更地に戻していきます。
できる時にできるようにするしかないですね。(今はまだ・・・)
4nyanさんちの裏庭、よかったらやってみたら?
いい本紹介しますよ。
自然栽培はけっこう難しいかもしれないけど、
やりがいがあって楽しいですよ!
(お金も体力もほとんどいりませんよ)
まるちゃんの自然農園、軌道に乗りつつあったのにね。
本当に残念で、もったいないことです
私はついに今年も、裏庭の管理は放棄してしまいました
我が家とまるちゃんちが近かったら、まるちゃんに
うちの裏庭で自然農園を実践してもらえて、
一石二鳥なのになあ・・・