養老孟司さんの「解剖学教室へようこそ」という本を以前読んでまたは読み返しました
この本は解剖というものを筋肉・骨・関節の動きや機能がどうのとかではなく、「死体はなぜ不気味か」とか「死んだらモノ」など養老さんの医学的知識を作家としての文で書いてある本で、私は面白かったですし、結構気付かされることがありました
例として私が好きな「人体をバラバラにする」という題の所で、「人のからだに名前をつける。名前がついた部分は、ほかの部分とは、頭のなかでは「切れて」しまう。頭、首、胴体、手、足。その「境」を、きちんと言えるか。そんなことは、だれも言えないのである。なぜかって、「一人の」、そのなかに、境はない。ただ、人の「部分」に、手だの足だのという「名をつける」と、人が「切れて」、バラバラになってしまうのである。もちろん、実際にバラバラになるわけではない。「ことばの中では」である。・・・」です(以前のブログにもちょっと使いました)。
私はこれって体の連動性もそうじゃないかと思いました体を部分で 考えると切れてしまい、動きが繋がらないのではないかと。他にも面白く、体の見かたや考えをちょっと違った視点で捉えられる感じです。
養老さんの本「バカの壁」って流行りましたねまったく興味なく何を書いているのかも知りませんが、今更ながら読んでみようかなぁと思いました。
さらに関係ありませんが、養老孟司って名前かっこいいなぁと勝手に思ってしまいます(本名ですよね?。知的な感じで名前負けしてませんねちなみに私は孟司を「もうし」と読んでしまい友人に「たけし」でしょと言われました 。知的ではないです