新聞に羽生善治さんらプロ棋士らが次の一手を選ぶとき、「直感」というものを使う際に、アマチュアにはない脳の神経回路が活動することを突き止めたそうです
我々(誰にも)にもあるそうですが、長年の訓練で使えるようになると感がられるようです
羽生さんを含むプロ棋士28人とアマチュア有段者34人に、瞬時に判断する時の脳の活動を調べたところ、プロだけが活発に働く大脳の領域が2つあることが分かったそうです
1つは、実戦的な序盤や終盤の盤面をみたときに活発になる頭頂葉の後部内側にある「楔前部(けつぜんぶ)」(そこはどこなんだろう?)。
もう1つは、次の一手を直観的に選ぶ際に働く大脳基底核にある「尾状核(びじょうかく)」。だそうです(どこだそれは?)。詰将棋を1秒だけ示し、一手を2秒内瞬時に4つの選択肢から選ぶ問題を実施したところ分かったそうです。
楔前部は空間イメージを形成するとき、尾状核は体で覚えた行動をするときに活性化すると知られているらしいです。
2つの領域は連動していることも分かって。プロは盤面情報を楔前部で処理して、瞬時に尾状核へ送り次の一手を導き出すらしいとのこと。
長年の訓練によって2つを結ぶ神経回路が発達して、プロの直観を生み出している可能性があるようです。
ただ、羽生さんだけがプロの中で秀でていたわけではなかいので、「熟練者の直観は天性ではなく、努力によるものと考える。プロでもトップ級になるには、他にもっと複雑な思考を生む脳の仕組みがあるのだろう」と研究のリーダーの方は言っていると書いてありました。
う~ん「直感」ってやはり経験だったり、長年の積み重ねだったりで培ってきたものが、瞬時に判断して1番適正だと思うものが出ていくということなのでしょうね
ということは色々な経験や長年の積み重ね、努力をした人は適正な方向に導ける直感が出るということなのかも知れませんね
直感も脳では情報処理されて考えているということなのでしょう。でも自分ではそういう認識が出来ていないので「直感」となるのでしょう。なんだか脳の時間と自分が考えている時間の差を感じますね
まだまだ分からないことが多そうですね