走力と言うと、どれだけ早く走れるかということをイメージすると思いますそれも1つでしょう大会などではそこを目指すことがほとんどだと思います。
しかしその中でも「走る幅」があるかないか、また練習の場合でもそこがあるかないかが重要ではないかと思います。
「走る幅」とは?
たとえば10㎞を走ったとします。
ある人は1㎞ごとを6分から10秒ずつ縮めていき、最後1㎞は4分30秒になります。その人は1㎞を4分30秒以上で走る力があるということになります。
今度は10㎞を1㎞6分ペースでズッと走るようにします。4分30秒で走れる人なら、そんなの簡単でしょと思うかも知れません。
しかし、実際6分でズッと走り続けるのが苦痛になり、ペースを上げたくなり上げてしまいます。それが「走りの幅がない」ということです。
要は自分のペースの中でなければ走れないということです。したがって、自分のペース以外のレース、練習になった場合、対応が出来ないというわけです。
色々なペースで走れれば、どんな状況にも対応出来るということになるで しょうねなのでゆっくりなペースをズッと走り続けられる走力も必要と言えると思います。
LSDというトレーニングもその一つかも知れませんね