2021年5月上旬
結局、朝はアオバセセリに再挑戦でした。
しばらくすると霧島緑さんが来てクロコノマチョウを見つけてくれました。
クロコノマチョウ(静止)
やはり雨上がりは朝の吸蜜はないのか、不作なのかアオバセセリは来ません。
吸水ポイントへ行くとmaximiechanさんとKorielさんが来ていました。
アオスジアゲハのハンキュウ型を教えてもらって撮影です。
一番最後に全開したのを掲載します。
以前に撮影したハンキュウ型も明瞭でしたが、こちらの方が少し斑紋が大きいようです。
アオスジアゲハ(吸水)
黒系アゲハも露出補正の設定で少し明るく撮れましたが、プラス補正でも良さそうです。
この日は40-150mmで撮影しましたが、レンズは関係なさそうです。
オナガアゲハは少しスレも目立ちます。
オナガアゲハ(吸水)
クロアゲハは新鮮で綺麗でした。
クロアゲハ(吸水)
カラスアゲハにピントを合わせて撮影しているのでアオスジアゲハはピントは合っていません。
カラスアゲハ(吸水)
3種の黒系アゲハの集団はクロアゲハ、オナガアゲハ、カラスアゲハです。
クロアゲハ、オナガアゲハ、カラスアゲハ(吸水)
アオバセセリのポイントへ戻るとphotobikersさんが来ていました。
朝も一度雨でしたが、また降ってきました。
雨が止んで晴れてくるとアオスジアゲハなどが吸蜜に来ますが、アオバセセリは現れません。
そのうちに、今度はヒョウが降って来ました。
アラレは何度か経験ありますが、ヒョウは初めてで、一番大きいのは7~8mmの大きさでした。
諦めて帰ろうかと思いましたが、天気予報、雨雲レーダーを確認すると回復しそうです。
この不安定な天気だと採集者も来てないのを期待してスミナガシのテリトリーポイントへ行きました。
予想通りにネットは見えません。
スミナガシは2時過ぎに飛び始めましたが、止まる位置が分かりません。
しばらく観察すると右上の撮影不可能な位置に止まることが分かりました。
仕方ないので、蝶にはいい迷惑でしょうが、枝を揺すって止まれないようにしました。
何度かやるうちに何とか撮影可能な位置に止まりました、
開いた状態では真横に近い位置でしたが、翅を閉じたので撮影できました。
スミナガシ(静止)
スミナガシの撮影としては翅表を撮影しないと消化不良ですが、以前に比べて木も成長している状況で、他の個体が見当たらなかったので撮影できただけで良かったと思います。
複数個体が居れば良い位置に止まったかもしれませんが、この状況だと別の場所を探した方がいいでしょうか。
以前はヤマツツジにテリトリー行動で止まることも撮影した場所ですが、近年は採集者との遭遇も多く行くのも躊躇う場所です。
以前に撮影したヤマツツジに止まるスミナガシです。
アオバセセリは今年も苦戦していますが、連休中に何とかしたいです。
NOTE掲載の第93回はコムラサキです。