2021年5月中旬
土曜の関東の予報は曇りになってしまいました。結果的には晴れ間もあったようです。
クモマツマキチョウもそろそろかと少し前からSさんに状況を聞いていましたが、水曜の時点で未発生とのことでした。
見送るつもりでしたが、金曜に発生したとの情報で出かけることにしました。
最初に以前に撮影した場所へ行きますが、どうも様子が違います。
後で確認すると以前はスミレが多く午前中から撮影できたポイントは流されてしまったそうです。
cactussさんが来るとの情報があったので、連絡すると別の場所へ行ったとのことでした。
それでも、こちらの状況も分かっているようで、飛んでいる場所を教えてもらえました。
おかげで撮影できましたが、先に雌と交尾の写真を掲載します。
雌は水路の上のハタザオに止まりました。
未撮影の産卵を期待しましたが、吸蜜でした。
クモマツマキチョウ(吸蜜)
カキドオシでも吸蜜です。
クモマツマキチョウ(吸蜜)
この雌に2匹の雄が求愛ですが、ほぼ飛び続けているので撮影できません。
10分近い求愛で、交尾済の雌かと思いましたが、産卵しなかったのも気になります。
ハタザオのところで3個体が絡んで止まりましたが、まともに撮れる位置でないのが残念でした。
片方の雄が諦めて残った雄との交尾が成立でした。
しばらく待って撮影しやすい形になりました。
クモマツマキチョウ(交尾)
反対からだと逆光気味で雄のオレンジが鮮やかです。
クモマツマキチョウ(交尾)
かなり時間が経ってからですが、角度が変わって水路を背景に撮影できるようになりました。
玉ボケが綺麗です。
クモマツマキチョウ(交尾)
昼頃になるとかなり雲が厚くなりましたが、少し離れたところで雌を撮影しました。
クモマツマキチョウ(静止)
近くに黄色いアブラナ科の花があり、飛んだ先にはハタザオも1株だけありましたが、産卵行動はなしでした。
情報をいただいたSさん、cactussさん、お会いした方々にはお世話になりました。ありがとうございます。
5年ぶりの訪問で午前中のポイントが変わって戸惑いましたが撮影できて良かったです。
交尾に関しては本当に相性のいい蝶です。