2021年5月中旬
交尾以外の雄の写真を掲載します。
100-400mmズームを頑張って使ってみましたが、蝶をファインダーに捉えるまでに時間がかかり苦戦していました。
400mmズームは遠くでしか撮影できないゼフなどの撮影では有効だと思います。
ただ、撮影チャンスを逃しては意味がないので、リーズナブルな価格の75-300mmを導入しました。
ところが、こちらはファインダーには捉えてもAFでピントがなかなか合いません。
交尾はゆっくり撮影できますが、吸蜜ではかなり撮影チャンスを逃したと思います。
翅を開いてカキドウシでの吸蜜です。
左の後翅が欠けているようにも見えますが、拡大すると縁毛が黒くなっているようです。
クモマツマキチョウ(吸蜜)
翅表と翅裏を同時に撮影したい蝶ですが、これだと頭部が見えません。
クモマツマキチョウ(吸蜜)
逆向きに撮影したいですが、前述のように撮影チャンスを逃しているかもしれません。
他の花でもタンポポとスミレで一度吸蜜しましたが、撮影できませんでした。
タンポポの方はAFが正常なら撮影できたかもしれません。
もっとも、タンポポはこの場所ならではで、やはりスミレやハタザオなどで撮影したいところです。
吸蜜後の飛び立ちは連写での撮影です。
クモマツマキチョウ(飛翔)
この日の撮影は何度も吸蜜をする雄の撮影がほとんどだと思います。
この場所は今までも他の場所に比べて吸蜜する確率が高い印象ですが、これだけ撮影チャンスの多い雄は初めてです。
雌を探しての飛翔も吸蜜もしないで止まることも何度かありました。
おやすみモードのところはニリンソウを背景に入れて撮影しました。
この場合はもう少し花が分かる程度のボケが良かったかもしれません。
クモマツマキチョウ(静止)
翅を開いての静止も何度か観察しています。
クモマツマキチョウ(静止)
AFの件はカメラのファームウエアをアップデートしても変わりませんでした。
それにしてもmacかwindousで専用アプリをインストールしないとアップデートできないのは面倒です。
NiconではSDカードにファイルをコピーする手順だったと思います。
PCを持っていない人もいるので、スマホのアプリなどでアップデートできる形式が良さそうですが、難しいのでしょうか。
今日はAFとMFを併用できるモードで試しましたが、一発でAFで撮影するのに比べると時間がかかります。
他の2つのレンズでは大丈夫なので、レンズの不具合かもしれません。
サポートに問い合わせてみるつもりです。
小さくて軽いので、使えるようになれば普段の撮影では十分かと思いますが、画質的にはそれなりのようです。
NOTE掲載の第95回はエゾミドリシジミです。