はじめの一歩から。

一歩を踏み出すには、チョッと勇気が必要。でも、一歩一歩が積み重なって結果になる。今日も一歩を踏み出そう!

ロードバイクは素晴らしい乗り物! ~ 2016 ジャイアント TCR ADVANCED SL 0 ~

2016-04-29 | 01 自転車ライフ
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  (参照:CYCLE SPORTSほか)
最近の自転車雑誌の裏面を独占しているのが、2016ジャイアント。
オンロードの3つのトップグレードが紹介されている。
 PROPELエアロレースロードバイク
 TCRレースロードバイク
 DEFYエンデュランスロードバイク


  (参照:2016 GIANT カタログ)
ジャイアントといえば、ツール・ド・フランスから街乗り通勤自転車まで台湾に本拠地を置く世界最大の総合ブランド。
世界で唯一、カーボンフレームを自社で完全に一貫生産できるメーカーで有名。
そのコストパフォーマンスが素晴らしい。
その中で興味があるのは


  (参照:2016 GIANT カタログ)
■2016 ジャイアント TCR ADVANCED SL 0
4年ぶりにフルモデルチェンジを果たした新生TCR ADVANCED SL。
前期型の剛性やハンドリング性能はそのままに、製法や各部の形状のブラッシュアップによって大幅な軽量化と快適性向上に成功。
また、フレーム単体のみならずホイールまで含めた重量剛性比に着目し、完成車トータルでの走行性能向上が図られている。
 SIZE:710(S)、740(M)mm
 WEIGHT:6.6kg(740mm)
 FRAME:Advanced SL-Grade Composite VARIANT ISP
 FORK:Advanced SL-Grade Composite、Full Composite OverDrive 2 Column
 DRIVETRAIN:SHIMANO DURA ACE Di2
 CRANK SET:SHIMANO DURA ACE Pro-Compact
 BRAKES:SHIMANO DURA ACE
 WHEELS:GIANT SLR0
 TIRE:GIANT P-SLR1 700x23C
 SPEED:22 Speed


この夢のようなロードバイクを拝見できる機会が訪れた。


前作に比べて、角張ったデザインから丸みを帯びてスマートに。


ヘッドチューブはボリュームがあり、トップチューブとダウンチューブの形状に合わせた緩やかな”くびれ”がセクシー。


トップチューブは後方に向かってシャープ。
フレーム形状は全体的な見直しが図られ、フォーク単体で30g、フレームセットで181g軽量化されたという。


美 し い
フレームとシートポストが一体で無駄のないシンプルな形状。
新設計のフレームと一体化したインテグレーテッドシートポスト“ヴァリアント”シートポスト。
“ヴァリアント”という、以前より細身形状のシートポストは、 縦方向のしなりが大きくなっており、地面からお尻に伝わる衝撃を効果的に吸収してくれる。


ステアリングコラムの径が、コーナーリング性能や剛性向上のため、現在普及している1 1/8インチサイズより太い1 1/4インチサイズを採用。
1 1/4インチサイズコラム部は太く、下りのコーナーでも不安が無い。


SLROカーボンクリンチャーホイール。
多くのメーカーで採用している2:1のスポーキングを独自に更に進化させ、フリー側14本の内、7本のスポーク長とスポーク径を変えることで、スポークテンションをさらに最適化している。
チューブレスにも対応したリム高30mmで、クリンチャーなのに前後で1,331gという超軽量。
ワイド幅リムではないので、23mmタイヤを履いて気持ちよく坂を上れる。



ジャイアントの特徴の一つとも言える太いダウンチューブを支える、幅の広いBB部分。
漕いだパワーを受け止めて、確実に進む力に変換してくれる。


Di2電動コンポーネントのバッテリーは、さりげなくシートポストの中に内蔵されている。


薄手ながらクッションが良いサドル。
レールまでカーボン製なので軽量。



コンポは夢のシマノDURA-ACE Di2。
単体で購入すると30万円を超えるシロモノ。


フロントディレーラーは、アルテグラより一回り小さい。
重量も114gとアルテグラより41gも軽量で高性能。


一見すると電動とは思えないリアディレーラー。
重量も217gとアルテグラより43gも軽量が素晴らしい。


アルテグラDi2と比較すると、「デュラエースDi2は別格」という。


カタログ重量はMサイズで6.6Kg
これは、ペダルを取りつけてギリギリUCI(国際自転車競技連盟)が定めている制限重量6.8Kgになるように設計されているという。

■重量測定
重量は驚異の、6.55Kg
ペダルやサイコン、ボトルゲージを装着しての重量。
うれしい誤算。
やっぱり、トップグレードの”TCR ADVANCED SL 0”は違う。


  (参照:ジャイアント グローバルサイト情報)
■ライバルを凌駕するペダリング剛性比
ジャイアント・グローバルサイトの情報によると、競合モデルとの比較テストにおいても、フレームセット単体のペダリング剛性・フレームセット+ホイールセットのペダリング剛性共に、最適な結果を出している。
比較対象とされたのは、いずれも各メーカーのハイエンド機として位置づけられる、カーボン製フレームのオールラウンドモデルに同じくカーボンのホイールをセットした車種。
この結果を見ると、”TCR ADVANCED SL 0”は、納車されたばかりのツルシの状態で、既に、即レースで一線級の実力を発揮する高い戦闘力を有している。
世界トップのコストパフォーマンスロードバイク


■簡易インプレッション  (注:あくまで個人的な感想です)
少しだが乗ることができた。
「持って軽いよりも、さらに、乗って軽い」
上品な硬さのフレームに対して、フロントが軽く、フォークがクイックな挙動を見せてくれる。
ペダルを踏んだ力があますことなく推進力に変わり、坂道でさらに輝きを増す。
鯉の滝登りではないが「上り坂が、超気持ちいい~ 」。
デュラエースDi2の硬質で小気味良い操作フィールは、金額に見合う価値を感じる。
フレームからパーツ構成したバイクとは一味違う、全体的なバランス統一の良さを体験させてくれた。

見方を変えて、レース車と同性能というなら、

■ 自動車の場合 ■
車が好きでも、自動車レースの最高峰”F1”マシンは簡単には買えない。
市販されている中で、最速F1車と同等の性能を考えるなら、フェラーリの「ラ・フェラーリ」
0‐100km/h加速3秒以下、最高速350km/hオーバーと世界屈指の性能を備える。
その価格は、約1億3,200万円


■ オートバイの場合 ■
バイクなら、オートバイレースの最高峰”MotoGP”マシンは買えないが、日本のホンダからHonda MotoGP参戦マシン「RC213V」を一般公道で走行可能な「RC213V‐S」として発売した。
販売価格は、税込21,900,000円


■ ロードバイクの場合 ■
ロードバイクの最高峰” ジャイアント TCR ADVANCED SL 0”なら、80万円台でツールを走るプロのロードレーサーと同じ性能のロードバイクに乗れる。

  本当に、ロードバイクは素晴らしい乗り物。 


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