気持ちを新たに、登りが急な山道へと入っていく。〔Am7:46 標高930m〕
辛い「トロッコ軌道」(線路)から、解放された。
今までが板の上とはいえ、平坦地を歩いてきたから、急な坂道が辛い。
慣れるまでの辛抱。
でも、自分としては、急で辛くても「トロッコ軌道(線路)」よりこちらの方が歩きやすい。
やっと、山登りらしくなってきた。
「あっ、縄文杉」
最初に見た大木が、縄文杉に見えてしまう。〔Am7:52〕
その位、大きい。
でも、これは、屋久杉。...............だと、思う。
そもそも、屋久杉というのは樹齢1000年を超える杉のこと。
これを「屋久杉(屋久島に生える杉)」と特別な呼び方で呼んでいる。
屋久島に生える杉で1000年以下の杉は小杉と呼ばれている。
「翁杉(おきなすぎ)」が現れた。〔Am7:58 標高1000m〕
樹齢2000年。
屋久島第2位を誇る太い幹が迫力満点。
木肌には、多くの植物が着生してた。
「ウイルソン株」に着いた。〔Am8:02 標高1030m〕
とっても大きな切り株。
中は空洞になっていて、小川が流れてる。
中から天井を見ると、空が見える。
しかし、中の広さは、10畳といわれている。
この木の樹齢は、3000年で、根廻り32m、胸高直径4.39m。
1586年(天正5年)牧村の五郎七さんが足場を組み、豊臣秀吉の命令により京都の方向寺建立の為に切ったとされている。
米国のウイルソン博士によって世界に知らされたのでこの名がついた。
博士が洞窟だと思って雨宿りしたというほど大きな切り株。
登山道は、木道がよく整備されている。
坂が急だが、歩きやすい。
雨が多いから、木道がないと大変。
「大王杉(だいおうすぎ)」が現れた。〔Am8:48 標高1200m〕
根廻り43m、樹高24.7m、樹齢3000年、胸高直径3.53m、縄文杉が見つかるまで、屋久島でもっとも巨樹として君臨していた。
大王杉の両手を伸ばしたような枝ぶりは、まさに大王の風格。
しかし、不思議だ。
こんなに大きいのに、近くにならないと気がつかない。
それくらい、木々が生息している。
山が深い。
「夫婦杉(めおとすぎ)」が現れた。〔Am8:52 標高1200m〕
樹齢 妻2,000年 夫1,500年。
ずいぶん年上の奥様。
2本の巨木が10m程の高さで枝がつながっている。
2本が斜面に立っているが低い位置にある妻のほうが樹高があって、上端では夫と同じ高さになっており、周辺の樹木と同じ高さで林冠を構成するという強風地帯に育つ屋久杉の特徴をよくあらわしている。
昨日の、疲れもあり、歩き始めて、3時間半が過ぎた。
疲れも、ピークとなり弱気になってきた。
「あと、少し歩いたら、引き返そうかな」そんな気になってきた。
すれ違う人が増えてきた。
勇気を出して、あとどの位で、縄文杉に着くのか聞いてみた。
「あと、5分で着きますよ」
その言葉が、うれしかった。
急に元気になって歩きだした。〔Am9:00〕
嬉しくなりペースを上げて歩いていると、ヤクジカにまた出会えた。〔Am9:06〕
気持ちが前向きになると、良いことが続く。
そのまま、速いペースで歩いていく。
「縄文杉が現れない」
さっきまでの元気が、膨らんだ風船の空気が抜けるように、無くなってきた。
「15分歩いても着かない」
「やっぱり、聞き間違いか」と、落ち込んでいると、展望デッキが見えてきた。
果たして、この先に、縄文杉があるのか。
〔Am9:16〕
~その4~へ続く
辛い「トロッコ軌道」(線路)から、解放された。
今までが板の上とはいえ、平坦地を歩いてきたから、急な坂道が辛い。
慣れるまでの辛抱。
でも、自分としては、急で辛くても「トロッコ軌道(線路)」よりこちらの方が歩きやすい。
やっと、山登りらしくなってきた。
「あっ、縄文杉」
最初に見た大木が、縄文杉に見えてしまう。〔Am7:52〕
その位、大きい。
でも、これは、屋久杉。...............だと、思う。
そもそも、屋久杉というのは樹齢1000年を超える杉のこと。
これを「屋久杉(屋久島に生える杉)」と特別な呼び方で呼んでいる。
屋久島に生える杉で1000年以下の杉は小杉と呼ばれている。
「翁杉(おきなすぎ)」が現れた。〔Am7:58 標高1000m〕
樹齢2000年。
屋久島第2位を誇る太い幹が迫力満点。
木肌には、多くの植物が着生してた。
「ウイルソン株」に着いた。〔Am8:02 標高1030m〕
とっても大きな切り株。
中は空洞になっていて、小川が流れてる。
中から天井を見ると、空が見える。
しかし、中の広さは、10畳といわれている。
この木の樹齢は、3000年で、根廻り32m、胸高直径4.39m。
1586年(天正5年)牧村の五郎七さんが足場を組み、豊臣秀吉の命令により京都の方向寺建立の為に切ったとされている。
米国のウイルソン博士によって世界に知らされたのでこの名がついた。
博士が洞窟だと思って雨宿りしたというほど大きな切り株。
登山道は、木道がよく整備されている。
坂が急だが、歩きやすい。
雨が多いから、木道がないと大変。
「大王杉(だいおうすぎ)」が現れた。〔Am8:48 標高1200m〕
根廻り43m、樹高24.7m、樹齢3000年、胸高直径3.53m、縄文杉が見つかるまで、屋久島でもっとも巨樹として君臨していた。
大王杉の両手を伸ばしたような枝ぶりは、まさに大王の風格。
しかし、不思議だ。
こんなに大きいのに、近くにならないと気がつかない。
それくらい、木々が生息している。
山が深い。
「夫婦杉(めおとすぎ)」が現れた。〔Am8:52 標高1200m〕
樹齢 妻2,000年 夫1,500年。
ずいぶん年上の奥様。
2本の巨木が10m程の高さで枝がつながっている。
2本が斜面に立っているが低い位置にある妻のほうが樹高があって、上端では夫と同じ高さになっており、周辺の樹木と同じ高さで林冠を構成するという強風地帯に育つ屋久杉の特徴をよくあらわしている。
昨日の、疲れもあり、歩き始めて、3時間半が過ぎた。
疲れも、ピークとなり弱気になってきた。
「あと、少し歩いたら、引き返そうかな」そんな気になってきた。
すれ違う人が増えてきた。
勇気を出して、あとどの位で、縄文杉に着くのか聞いてみた。
「あと、5分で着きますよ」
その言葉が、うれしかった。
急に元気になって歩きだした。〔Am9:00〕
嬉しくなりペースを上げて歩いていると、ヤクジカにまた出会えた。〔Am9:06〕
気持ちが前向きになると、良いことが続く。
そのまま、速いペースで歩いていく。
「縄文杉が現れない」
さっきまでの元気が、膨らんだ風船の空気が抜けるように、無くなってきた。
「15分歩いても着かない」
「やっぱり、聞き間違いか」と、落ち込んでいると、展望デッキが見えてきた。
果たして、この先に、縄文杉があるのか。
〔Am9:16〕
~その4~へ続く
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます