Keep on smiling ... 明日も笑顔で

波乱万丈の歳月を経て
尚、落ち着けないシニアの日々

北海道へ・・・ 3日目 移動日

2013-05-11 17:32:43 | ふるさと

北海道での3日目は

道東から旭川への移動です

この日の朝 ふるさとは雪

道内を横断する方法は幾つかあり

いつもは北ルートを使うのですが

美幌峠や北見も雪という情報があり

無難に…ということと

まだ使ったことのない道東道を走ってみたくて

南下しました~

鶴居村・丹頂鶴給餌場でツルを見て

往路とは反対側から釧路湿原を見て

目指すは釧路・和商市場~

折角 道東に来たのだから

美味しい海産物をお土産にして

先に送ってしまうことにしました

うちには甲殻類アレルギー家族が2人もいるので

カニやエビはパス…

ウロウロしていたら今朝 水揚げしたという

幻の鮭・トキシラズ(通称 トキ)を発見!

ケイジほどではないけれど(実はケイジは食べたことがない…)

トキも程よく脂がのっていて美味しいし

東京では滅多にお目にかかれないから

トキシラズを一本と辛子メンタイをお買い上げ~

** 帰京して早々に食べましたが、メッチャ美味しい!

ホントなら和商市場で勝手丼を食したかったのですが

明るいうちに旭川入りしたくて断念

 

今回のレンタカーのナビは

ヒジョウに使い勝手が悪く(使い手が悪いともいえる)

あんまり信用できなかったのだけど

目的地を設定

海沿いをひた走る

こういう時 自分が運転でなければ

景色をもっと堪能できるのに…

ほどなく白糠町の道の駅・恋問館に到着

2011年度のスタンプラリーの小冊子に

また一つ スタンプが増えました

この冊子、 毎年買うほどは

みんな走破できないんじゃないかと思うんだけど…

 

ここから先が長かった…

一時間以上 走ったところで道東道

更にビュンビュン走りますが

なかなかないのです…

サービスエリアとかパーキングとかが!

北海道の高速道路の問題点はここだと思います

もし万が一 お腹が痛くなったり

気分が悪くなっちゃったらどうするんだろう

 

いい加減 走ったところでやっと池田

十勝に入ると いきなりの青空

やっとワンコたちを歩かせてあげられました

この後も 次のパーキングが分からないから

とにかくパーキングごとに車から降りてストレッチ

 

十勝の青空と牧歌的風景は

本当に美しくて

道東よりも暖かいから

牧草地も新緑の色…

豊饒な大地を視界に入れながら

自分が運転するしかないことを呪う…

もう一度言おう

自分が運転するのでなければ

景色をもっと堪能できるのに…

更に西に向けて走る

走っても走ってもナビは降りる話をしない…

私の感覚では ニセコを過ぎたあたりで

高速を降りて 南富良野を経て旭川なんだけど

何しろ初めての道東道だから半信半疑で走る

 

長~いトンネルを抜けたら夕張で

ここに来て初めてナビが札幌を目指していることを確信

おいっ!

これじゃ高速道路じゃなくて拘束道路だ…

でもナビ表示では 『高速料金は ¥1000』

北海道は太っ腹だな~

もう3時間は走っている気がするけど…なんて。

 

結局 恵庭で道東道から道央道へ…

しかも! 料金所を通ったら

¥1000どころか ¥6000近かった (-_-;)

 

だよなぁ…

それでも ここは距離が長かったから許す

問題は札幌から旭川の1時間半

これで¥3600も取るんだよ

ナビを信じてすごく損をした気分になった移動日

 

かくして釧路を昼に出て

旭川に着いたのは6時を少し回っていました

(↑ 飛ばし過ぎだろう…のご意見には反論がありません…)

ちなみに…

北ルートを選べば高速料金はかかりませんでした…

 

 


北海道へ・・・ 2日目

2013-05-11 12:15:48 | ふるさと

数年前に立派な道の駅ができた故郷

足湯もあります

ここにはライブカメラがあり

摩周湖の様子を見ることができます

摩周湖は山の上にあります

町から20分くらいかかるかな…

そして霧の摩周湖の歌の通り

霧で全く見えないこともあるから

道の駅でチェックすることをお勧め

あいにくの曇天だったのですが湖面が見えそうでした

まだ残る雪に大喜びのワンズ

あ~~~

ここ来たことあるよ~       by マイロ & ディディエ

まだ冬景色です

摩周岳は霧の中

見ているうちに霧は降りてきます

ちいさな中島は カムイッシュ

 

わんこたちの記念写真

あっという間に湖面は霧に隠れていきます

はい、霧の摩周湖の完成 (笑)

私は ここには恐らく少な目に言っても

50回は来ているように思います

どのシーズンに来ても

どの時間帯に来ても

美しい故郷の湖

私のへたくそな写真より

ブックマークしている鰊曇りさんが

素晴らしい写真の数々をアップしています

風のふくまま Ⅱ

是非是非 ご訪問してみてください

 

摩周湖レストハウスで

夏の必需品のミントを買って山をおりました

再び 道の駅付近へ…

正面に見えるのは 故郷の山・ビラオ山

右側の緑の屋根は つじや食堂

ここのスープカレーは知る人ぞ知る絶品です

そして ヨーロッパの古着や雑貨を売っています

この町で一番オサレなスポットと思います

(あくまで個人的偏見…)

『なんだろう橋』で 釧路川を渡ります

この橋は出来た当時は

日本で一番長い木の橋だったそうです

橋を歩くと小鳥のさえずりが聞こえます

向こう側は水郷公園

住んでいた頃は

よくマイロと歩いた場所です

寒かったけれど

もう白鳥さんはいませんでした

5月ですからね…

一日 数往復の釧網線

不便さゆえに ホントに数回しか乗らなかったけど

できることなら廃線にはならないでほしい…

 

早朝の町の中

私がこの町に嫁いだ32年前は

夏は観光客、冬は湯治客で賑わった通りです

あの頃と比べると人口は 40%くらい減りました

故郷に戻る度に

シャッターを閉めた店が多くなり

( ↑ は 早朝6:00頃ですが日中も… )

胸が締め付けられるような気持ちになります

せめては こうして遊びに来て

この町に微々たるお金を落として帰ろう…

 

この町にはマイロの親友犬が住んでいます

ブッチくんという とても大きなラブラドールです

まだパピーの頃から毎週末一緒に遊びました

絡み合って転げるように遊んだのは

始めの4年間くらい

同じ歳のブッチとマイロは

5歳を過ぎたころから遊ぶというよりは

一緒にいる空間を楽しむようになりました

私が入院するたびに

マイロはブッチのお家でお世話になっていました

だからブッチの一番お気に入りの場所(テーブルの下)に

マイロが陣取っても許してくれる仲なのです

 

人間の都合で引き裂かれ

マイロは横浜でイエローラブを見るたびに

切ない声で泣いては追いかけました

ブッチは一緒に遊んだ場所に行くと

高いところからジッとマイロが来るのを待ち、

白いワンボックスカーを見ると

追いかけたそうです…

離れ離れになってから もう6年

それからも年に1~2度は会っています

お互いにシニア犬になり

あと何回 会わせてあげられるのだろうって

その度 切なくなるのです

ワンコにこんな篤い友情があるなんて

この2匹を見るまで知りませんでした

 

今回の故郷で嬉しい発見

それは今では町中に2軒になってしまったホテルが

ペットとの宿泊プランを始めたことです

一番奥に見えるホテルに泊まりました

昔はホントに立派なホテルで

宿泊客であふれていたのですけどね

今でも当時のままの作りなので

バリバリ昭和です(笑)

朝食だけのプランでした

私には程よい量で

それぞれのお客様の朝食時間に合わせて

ちいさなお釜で炊いたご飯が美味しかった

 

故郷って結局 そこに住んでいる人たちなのです

私の本当の故郷は御徒町

上野の隣の賑やかな街です

でもバブルの頃に我が家も近所の人たちも

ほぼ根こそぎ引っ越してしまって

今 行っても知っている人は殆どいません

実家の跡地はマンションになってしまいました

私にとっての故郷は

もはや私が育った場所ではなく

私が夫と共に家族をはぐくんだ場所

大切な人たちが笑顔で迎えてくれる

北海道の小さな町なのです

マイロのためにも

自分のためにも

無理をしてでもチャンスを作って

また来ようと心に誓って

旭川市に向かったのでした~