目から鱗。

「鈍感力」（渡辺淳一著）
★★★★（ベアの満足度）
私は年を重ねても、おばさんにはなりたくないと思ってきた。
その「おばさん」とは、まさしく鈍感なイメージ。
鈍感よりも鋭く生きる方がかっこよいと思っていた。

でも、この本を読んで「鈍感」のすごい力がわかった。
この「鈍感」から逃れようとしていたから、
私の人生、生きにくかったのだ。

右から左に聞き流す力。
叱られても、どこ吹く風。
免疫力アップ。
図に乗る才能。

う～ん、やっぱりいろんなことに鈍い方が
生きていくのは楽かもしれない。
ヒトの鈍感にイライラするよりも、それを上回る鈍感になる？

少し肩の力を抜いていく方向で
ナイーブにならないようにしたいなあ。

とここまで書いて、「鈍感力」を伸ばすように心がけていましたが・・・
鈍感とルーズって違うよね？
あぁ～、こんな風に考え込んじゃうところが疲れちゃうのよね...。

イライラしたり、キレたり、凹んだり、あったまにきたりの１日だったけど、
すべての答えは、週末の紀伊國屋の舞台にあると考えると
心が穏やかになります。

早く、土曜日にならないかなあ...。