(林真理子著)
★★★(ベアの満足度)
著者の高校時代と作家になる前の頃のことを
綴ったエッセイ。
よくここまで覚えているなあ。
私は驚くほど記憶がない。
この記憶のなさは、社労士試験の時に、
無理に丸暗記したせいだと思っていたけど、
試験後のことも覚えてないことが多く、愕然とした。
(記憶力のせいなのか、単に興味がないからなのか...)
それでも、学生時代を振り返るのは、とても恥ずかしい。
それを文章にするなんて、とてもできない。
でも、さすが作家さん!
見事な描写です。
自分を見つめ直すというのは、こういう作業かもしれない。
とふと思った1冊でした。