(二代林家三平 林家いっ平著)
★★★(ベアの満足度)
小学生の時に亡くなった父三平師匠との思い出。
短くても、濃密な時間を過ごし、愛されていたことを感じる。
なぜ、噺家になったのか?
前座時代の厳しさ、ここまでやるのかと驚かされたり、
その期間を通過しただけでもすごいと思う。
タレントとしても、いっ平さんの印象がとても強いけど、
三平襲名にあたり、落語に本気で向かうという決意を感じる1冊。
そして、小朝師匠のサポートぶりに一連の騒動などどうでもよくなる。
(もとからワイドショー苦手ですから、どうでも良かったのですが)
相談に乗ってもらった時に渡された「小朝メモ」
現状分析、未来予測、解決方法が5~7つ箇条書きにされているが、
その分析ぶりは、本人でなくともひきしまるものだ。
やっぱり小朝師匠、すごい才能なんだなあ。
やっぱり二代林家三平師匠の高座も聞いてみたい。
秋の親子寄席で来ないかなあ。
(もう私の中の候補はいっぱいです)