(近藤典子著)
★★★(ベアの満足度)
約2000軒以上の片づけを手伝った著者。
そこで見たいくつもの奇跡を紹介。
片付けることとは、快適空間を作り出すこと。
自分にとっての快適空間とは何か?という問いから始まる。
片付けられないとは、現象のことであり、
なぜ片付けられないのかという理由は、
ココロの隠されたところにある。
どう暮らしたいかと突き詰めることにより、
家族の風通しも良くなる。
わが家の問題点は、リビングと子供部屋。
リビングにモノを置きたくない私と、
おもちゃのある子供部屋で一人で遊べないマイマイ。
リビングにあるものだけで遊ぶようになり、
文房具やテレビの頻度が高くなる。
それに気づいたので、
リビングにマイマイコーナーを作ったら、日々拡大...。
「捨てる」から一歩踏み出し、「片付ける」にわが家のテーマが移行。
リビングって、私の部屋じゃないんだよなあと気づかされ、
家族の共有スペースとしての、リビングにするには、
どうしたら良いのか...この本で、今後の課題が見えてきました。
「家ともコミュニケーションをとる」
「今の自分の暮らしに書けていることを『ちゃんと』する」
心に残る言葉がたくさん詰まった本でした。