ベア日記

幸せ。嬉しい。楽しい。美味しい。 心が動いたことを綴っていきます。

「おくりびと」

2009-09-21 23:45:21 | テレビ 映画

不思議な映画だった...。
納棺師のたたずまいの美しさ、生死について、
見ている人にゆだねている部分が多く、
いろんな感情が湧いて来る。

それでいて、とても身近なリアリティがある。
知らなかった世界に触れたような感触もある。

言葉で説得はしないから、台詞じゃない部分で感じる。
そこから、わかっていく。

世界で認められた映画。
言葉とか文化を超えて、同じ気持ちを共有できたのかと
思うととても嬉しい。

感動して流れる涙には、いくつかの種類がある。
予想外にふいにこみ上げる涙は、
一番粒が大きく、ぽとりと落ちる。
この映画は、一番大きな涙だった。

テレビをつけながら、作業をしていたのに、
気づいたらテレビの前で正座した泣いていた。
そんな映画でした。

「サラリーマン合気道」

2009-09-21 19:54:00 | 読書

(箭内道彦著)
★★★(ベアの満足度)
サブタイトルは、『流される』から遠くに行ける
博報堂を経て、「風とロック」を設立した
クリエイティブディレクター。

流されるということから、
一番遠くにいると思っていたヒトなのに、
自分のアイデアに固執することなく、
スポンサーの意向を組み、仕事を達成していく。

もがいた後にたどりつく場所を教えてくれるような本。

自分を広告するために自分に見出しをつける。
さて、私の見出しには何を書こうかな。

ここのところ、クリエイティブな仕事の方の本が続いている。
今感じる閉塞感...
アイデアで抜け出せるということなのだろうか。
答えが近くまで来ている気がするんだけど...