渡辺里佳、秋本奈緒美出演 @新宿文化センター
去年の「ハイジ」に続き、サミットさんのご招待!
愛と感動のファミリーミュージカルなんだけど...
マイマイには、難しかった?
お芝居は結末がわかってしまうと楽しさ半減かと
ストーリーを知らせず観たのが、裏目に出ました。
寝る前にストーリー照合。
お父さんは病死なんだけど、
マイマイは、そのシーンのドライアイス?で
火事で死んじゃったと思っていました。
お皿を割ったから、朝ご飯をもらえなかったのと、
小道具のパンは、割れたけど、偽物だと思うのと、
正直ものだったから、パンをもらえたと
食べ物がらみは、すべて正解!(う~ん...)
1つ台詞の解釈を理解できないと、
どんどん違う方向へ行ってしまうのね。
(カールじいさんの映画で学んだはずなのに
私のミスですね)
まあ、私も
「私が学院のナンバー1なんだから」の台詞は
「トップになっちゃる」にしか聞こえないし。
その時、浮かぶのは、
台詞を受けた銀ちゃんの顔だったりするもんだから、
私もどんどん遠くへ...。
それにしても、このお話、私が子どもの頃に
読んだものと印象が違う。
父を失った悲しみがど~んと伝わって来て、
あとは、プリンセスとして、誰にでも優しく
毅然と前向きに生きて行くミュージカルだった。
先生も、理想を思い出したりするエンディングは、
完璧なハッピーエンドで良かったし、
ファミリーで楽しめるミュージカルなんだけど
ひっかかるところがあるんだなあ。
悲劇と周囲の辛い仕打ち。
いじめられるシーンやだなあと思ってたんだけど、
そんなシーンほとんどなかった。
最初から味方が多く、悪役の事情もわかるわかる~という感じ。
昔話や名作がどんどんぬるくなっていく?
ウチにある「三匹のこぶた」は
れんがの家を建てた末っ子以外、
おおかみも含め全員食べられちゃいます。
だから、マイマイは、近所の住宅が
「木のお家だ」と心配顔になるほどです。
そのくらいインパクトがある方が、心に残るし、
ヒロインに感情移入できると思うんだけどなあ。
(まあ、私の感情の振り幅の問題です...)
帰りにカレーと飲み物をいただきました。
ありがとうございま~す。