
北区つかこうへい劇団(北田、吉田、船越、木村)
@ペガサスホール
劇作家、演出家コースの優秀作品。
舞台は伝染病の病院。
その周りには、柵がはりめぐらされている。
一度入ったら、二度と出られない病院。
その謎は...?
主役の医師を演じる北田さんがスゴイ!
病人を救えない無力感、傷ついた心が癒される過程、
繊細な芝居で演じる。
村人に対する怖れ、怒り、
はげしい慟哭、その迫力に涙...。
純粋無垢な少女を演じる船越さんの可憐さ、
芝居を支えてる吉田さん、
青年医師の情熱を木村さんがまっすぐ演じる。
全員がはまり役のようなキャスティング。
心が癒されると一歩踏み出せ、
人の背中も押せるようになるのだろう。
いつもながら、戯曲塾の作品の深さに、感動。
2本目にして、泣き疲れ状態...あと1本だよ。